シュポガキ
しゅぽがき
概要
2024年3月24日に配信されたブルアカらいぶにて公開されたブルーアーカイブの本編「対策委員会編」第3章の告知PVにてチラ見せされたハイランダー鉄道学園の双子生徒、橘ヒカリと橘ノゾミの名前が公表されるまでに発生したファンの間の仮称・通称。
元々は全くの偏見による呼称だが、語感の良さに加えて実際のキャラもイメージとさほど違わないものであったのもあり、本名が明かされた後も変わらず使われている。
当記事の立項時点で「立ち絵」と「ハイランダー鉄道学園所属であると思われる」という2点を除いた他全ての情報が不明(この時点では双子であることすら確定情報ではなかった)だったが、4月11日のアップデートにて両名共に所属・名前・性格といった一通りの情報が判明した。
その詳細についてはそれぞれの個別記事を参照のこと。
なお当タグはpixivでは2人のファンアートタグとして機能していることもあり「2人のキャラクターを纏めた通称」として、現時点では組み合わせ・カップリングタグ扱いになっている。
当記事の記載内容は今後、各人の記事や正式なコンビタグに転送される可能性があるので注意。
呼称
ヴィジュアルが公開された直後は「ハイランダー鉄道学園所属の(メス/クソ)ガキ」ということで「ハイランダーのガキ」と呼ばれていたが、そこからすぐに「シュポガキ」という呼称が自然発生してそちらが主流として定着した。
遅くとも公開から丸一日も経っていない翌日3月25日の昼頃には既に使用例が確認されており、翌々日の3月26日にはX(旧Twitter)のトレンドに登場している。
「シュポガキ」という呼称は汽車の走行音の擬音である「シュポシュポ」に由来すると同時に彼女達よりも先に登場した生徒、箭吹シュロを指す「シュロガキ」から派生していると思われる。
なお、怒ったときは本当に汽笛のようなSEを伴ってぷんすこする。
ちなみに英語圏のユーザーからも「Shupogaki」と呼ばれていることが確認されている。英語圏ユーザーは当初「鉄道ガキ(railroad brat)」と呼んでいたが、すぐにシュポガキという呼称を見つけてそちらを気に入って使い始めたそうな。
韓国語では「鉄道ガキ」(철도가키)や「鉄スガキ*」(철스가키)が主流。シュポガキ(슈포가키)も無くはない。
(*철스(鉄ス)は鉄+アスペルガー(症候群)の略の철스퍼거(鉄スペルガー)から。메스가키(メスガキ)とも掛かっていることは想像に難くない)
名前公表前の2人の呼び分けは「左」と「右」が一般的だった。
これはPVでの立ち位置に由来しており、
橘ヒカリのほうが「左」
橘ノゾミのほうが「右」
とそれぞれ呼ばれていた。
反響
PVが公開されるや否やそのヴィジュアルだけで多くのファンを獲得し、爆発的な勢いでファンアートが増加。
pixivにおいても「シュポガキ」タグがつけられたイラストの投稿数はPV公開からわずか数日で500作品オーバー、彼女らが本編に初登場した4月11日時点では1587作品(「ガキ」という単語に忌避感を持っていることなどを理由に「ハイランダー鉄道学園」等のタグのみをつけているケースもあるので実数はもっと多いと推測される。)と非常に多くのイラストが投稿されている。
遂にはX(旧Twitter)にて「ハイランダーのガキ」でトレンド入りするという偉業?を果たし、その後も更に「シュポガキ」がトレンド入りするだけでなく各種検索サイトの予測変換でハイランダー鉄道学園と入力するとサジェストに「双子」が上位に出てくるようになるなど凄まじい勢いを見せ、さらには「シュポシュポする」という謎の隠語まで生まれてしまった。
過去にも僅かな出番しかなかったにもかかわらず大量のファンアートが制作された例はいくつかあるものの、立ち姿以外何もかも不明の状態でここまで盛り上がったのはさしものブルアカでも初の事態であり、彼女達の人気ぶりが窺える。
また、ブルアカらいぶから3日後の2024年3月27日、ブルアカらいぶのMCを務める声優の坂巻学さんがX(旧Twitter)にて、「シュ○ガ○左派?右派?自分は左派😌」とポストしたこともあり、その人気は謎の呼称とともに、(実質的な)運営サイドにも届いていると言えよう。
さらに本編登場後となる4月15日に配信されたブルアカらじお#3で、ハルカ役の石飛恵里花女史とノノミ役の三浦千幸女史が堂々と「シュポガキ」と言っている辺り、シュポガキという呼称は出演声優陣及び公式サイドにも認知されているようだ。
本編での活躍
えてしてこのように登場前に盛り上がったキャラは、実際の性格や活躍を見ると想像を超える事はほぼないのだが、初登場となった対策委員会編3章3話にていきなりボスエネミーとして登場し、対策委員会メンバーと対峙することになるのだが、
- 踏切の音や駅メロ等鉄道を意識したと思われるやたらと小気味よくカッコイイ戦闘BGMをバックに自身の乗る装甲列車を操り、対策委員会メンバーが乗る列車に対して複線ドリフトをぶちかまして進路妨害をする(屋根に取り付けてある砲塔の射角を確保する意図もあると思われる)という蛮行を働く
- 豊かな表情にコロコロ動く可愛らしいSD
- EXスキル発動時には専用モーションがあり、二人で踊ってるかのようなポーズを何度も取る凝ったものになっている
- 多少のズレはあるが概ね予想通りの(どちらかと言うとクソガキ寄りの)性格、言動
- 敵役ではあるが、自身の職務を果たす上で対策委員会と衝突しただけであり、悪意を持ってアビドス自治区に侵攻したわけではないため、ヘイトもほとんど向かなかった(まあ対策委員会の許可を取らずに作業を始めたのは問題だが…)
と印象深い活躍を見せてさらにファンを獲得し、Xのトレンドには彼女たちを示す単語は複数ランクインした。
ちなみにボスエネミーとしては範囲大ダメージ+気絶効果付きのEXスキルを持つため、SDとモーションに気を取られていると気づいたらホシノ以外全員撤退していた、なんてことになりかねない。
2人のEXスキル発動を確認したらすぐにアヤネのEXスキルで対策委員会メンバーの回復を行いたい。
その後の配信内容では、主に私募ファンド兵力との戦いであったPart2(第16話まで)ではほとんど出番がなかったが、Part3から再びストーリーに絡み、
- 窮地を救われた恩を返す形でまさかの味方化、敵に追いつく術がない対策委員会に自ら高速鉄道を運転して足を提供するという重要な役回りを担う
- 前半で対策委員会にぶちかました複線ドリフトを今度は追手の足止めに使い、更に投降後も撹乱とウザ絡みで対策委員会が目的地へ向かう時間を稼いでくれる
と、味方につけると無茶苦茶な行いも体を張った非常に頼もしい行動になることを示した。
今回の話では過去や因縁に縛られた登場人物達による重い感情が飛び交う中で、この二人のしがらみに囚われない明るく軽いノリと、敵役も味方役もこなしながらキャラクターとして全くブレない一貫性は、一種の清涼剤として貴重であると別方向の評判を得ている。
その後10月10日のアップデートで追加された任務のArea27-5にて再びボスエネミーとして登場。
固定編成だったストーリーとは違い、好きな編成で彼女らと戦えるようになった。簡易攻略を使えば、戦術MAPを飛ばして彼女らとのみ戦うことも可能。
ストーリーでの登場時と比べれば固くなってはいるが、こちらも相性有利な貫通属性の生徒を揃えられるのでそこまで苦労することもないだろう。ミカやイオリでわからせてやろう。
余談
- 上記のファンアートにおいては、服装がへそ出しや腹出しになっていたり、へそチラや腹チラをしていたり、自らへそを見せて挑発や誘惑をしたりと何故かお腹やへそが見えているイラストがそれなりに見受けられる。(特にノゾミ。)ハイランダーの右のシュポガキby藤沢 ソラオシュポガキ…by茶器。おヘソで悦ぶ変態不審者さんはご乗車になれませーん!byMakolas🚂😮😏by이나숲
- 勿論、公式の立ち絵では全くその要素はない(強いて言うなら上着の裾が捲りあがっているイラストであることと、そのような角度のせいで上着の下にワイシャツを着ているのか素肌なのかまだ判明していないので好きに描ける段階であったという部分が挙げられる)のだが、メスガキ=ヘソ出しというイメージや風潮でもあるのだろうか…?(補足すると二次創作においてキャラの服装をなんとなくの印象でへそ出し化させたり、上着の裾が短めのキャラや腹チラのキャラをへそチラ化させたりするような誇張の傾向は少なくなく、このゲームにおいても後者のような前例が無い訳では無い。)
- そもそも「メスガキっぽい」と言う印象はイラストが公開されただけの時点での憶測に過ぎなかったのである…が、実際もメスガキっぽくないとは言えないキャラだったため、今後もたぶん続いていくと思われる。
- 彼女らのブレイクと同じ時期にお嬢様ずんだもんが流行ったため、XのTLが緑色に占有された人もいたという。
関連イラスト
関連タグ
- ブルーアーカイブ
- ハイランダー鉄道学園
- 対策委員会編
- メスガキ:実装前段階ではこの認識が非常に強かった。なお、上記の通り実際のところはクソガキ寄り。
- 才羽姉妹/モモミド:同じ双子キャラのため、衣装を着せたファンアートも投稿されている。通常版の衣装も片方がミニスカ、もう片方が短パンという共通点もある。(前者はヒカリとモモイ、後者はノゾミとミドリ。キャラのイメージ的に間違えられやすいが、通常版はモモイがスカートでミドリが短パンの方なので注意。)上をいくハイランダーbyトウガラシの親戚ミドリ モモイbyHeelio
- ハイランダー鉄道学園のモブ:真相が明らかになるまで個別の判断でこのタグも使われていたが、実際にはネームドであった。(一応ヘイロー付きのモブ立ち絵に多い目が隠れた状態では無かった事からネームドキャラなのでは?という予想もあった。一方、スケバンの生徒や近年に登場したモブキャラ等メカクレになっていないモブの例もあるにはあったので、「モブだという予想」が一概に的外れという訳ではない。)
- なお、2024年4月15日時点において「モブかネームドか判断付かない」状態であるキャラにはこの生徒がいる。