概要
『るろうに剣心』の第1部。主に主人公である「流浪人」の緋村剣心が明治11年東京へ流れてきて神谷薫と出会ってから、幕末の因縁の相手である斎藤一と邂逅するまでの時間を指す。
内容
以下の「剣心を中心とした本編」「弥彦を中心とした番外編」「左之助を中心とした番外編」が含まれる。(詳しくは単行本等を参照)
本編
- 神谷活心流師範代神谷薫との出会い
- 抜刀斎の名を借りる比留間兄弟との戦い
- 明治政府の陸軍卿山県有朋との再会
- 元士族の少年明神弥彦の登場
- 赤報隊の生き残り喧嘩屋斬左(相楽左之助)との戦い
- 流浪(はぐれ)人斬り鵜堂刃衛との戦い
- 武田観柳邸にて会津の医者高荷恵の救出
- 御庭番衆及び最後の御頭四乃森蒼紫との戦い
- 殺人剣の台頭を目指す真古流の石動雷十太との戦い
- 雷十太の弟子塚山由太郎の登場
番外編(弥彦のエピソード)
- 士族の娘三条燕の登場
番外編(左之助のエピソード)
- 左之助の赤報隊時代の友人・月岡津南との再会
「るろうに」「第零幕」について
連載前である1993年発表の 読み切り「るろうに」では明治10年の来迎寺千鶴と剣心の出会いが描かれており、この読み切りが東京編の前章ともいえる。
連載後である2012年発表の「第零幕」では第一幕の前日譚として医者エルダー=ピーベリーと剣心の出会いが描かれている。
派生
1996年制作のアニメーションのほか、上記の作品が原作の東京編をもとに制作されている。