本項では初代作とシリーズ全般の作品について記述する。
概要
1996年から発売されているコミカルなアクションやキャラが楽しいアクションゲームのシリーズである。派生作品でレースゲームやパーティゲームも出ている。
メインタイトルの主な開発元は
- 1~3 - ノーティドッグ
- 4~5 - トラベラーズテイルズ
- Titans以降 - ラディカル・エンターテインメント
発売元は
- 1996年 - ソニー・コンピュータエンタテインメント(PS時代)
- 2001年 - コナミ(4・GBA版・ニトロカート)
- 2004年 - ビベンディユニバーサルゲームズ(5~フェスティバル)
- 2007年 - アクティビジョン・ブリザード
と大人の事情で移り変わっており、各作品でキャラデザインなどが違っている。
(当時の版権元だったユニバーサルスタジオとSCEとのゴタゴタが原因だったらしい)
日本では「宇宙初の奥スクロールアクション」をキャッチコピーに商品展開した結果、"2"と"3"はミリオンセラーを記録するなど大ヒットとなった。しかし、『クラッシュ・バンディクー フェスティバル』発売後に版権元のビベンディユニバーサルゲームズがアクティビジョンと合併、同時に日本市場から撤退したため、現在はiPhoneアプリ以外のタイトルは日本で発売されていない。
主なキャラクター
バンディクーファミリー
元々は暴れ者だったが、コルテックスの洗脳機械の誤作動によって正義に目覚める。
主な攻撃方法はボディプレスやスピンアタック。
詳しくはクラッシュバンディクーの記事を参照。
タスマニアの平和を守る木の仮面・・・ではなく、木の仮面に宿る精霊。
1度だけダメージの身代わりをしてくれる。3枚集めると神秘のパワーが爆発じゃっ!(つまり無敵)
2から登場したクラッシュの妹。兄とは違いパソコンを使いこなす天才。
3からはプレイヤーキャラとしても活躍。
4から登場したコルテックスが創った秘密兵器で、スーパーバンディクーに改造されている。
「クラッシュの破壊」を目的に遺伝子操作されていたが、ラストでは善の心を取り戻し、
以降の作品ではクラッシュの仲間として登場している。
クラッシュの友達である白クマの子供。ポールというとても恐い父がいる。
ココの友達の子供のトラ。ココが以前中国を訪れた時に迷い込んだ竹林で出会って、
エサをあげたことがきっかけで彼女と仲良くなった。
コルテックス団
科学界で除け者にされた恨みから世界征服を企てる悪の科学者。額のNが特徴。
正義に目覚めてしまったクラッシュに毎回計画を阻止されるが悪運だけは強く、何度も蘇ってくる。
上司であるウカウカには全く頭が上がらない。
アクアクの双子の闇の精霊であり、黒幕である。
遠い昔にアクアクによって封印されていたが、3で復活を遂げる。
ニトラス・ブリオ(CV:小形満)
コルテックスの初代参謀。薬品で攻撃したり自ら飲んでパワーアップしたりする。
2ではクラッシュ側として味方になるが、その後ウカウカ側に戻ったりと性格は超気まぐれ。
また、副業でバーテンダーをやっている。
エヌ・ジン(CV:中多和宏)
2以降の参謀を務めている宇宙機械技師。なぜかサムライ口調。
エヌ・トロピー(CV:池田勝)
3から参謀として登場した自称時間博士。IQ.1061の大天才で時間を操る事ができる。
英語を混ぜたルー語のような喋り方をする。コルテックスとはあまり仲は良くない。
本名はネファリアス・トロピー。
コルテックスの姪っ子。コルテックスの母校でもある「ワルワルスクール」に通っている。
コルテックスが改造を施した両腕は、鋼鉄でできており伸縮自在。可愛い動物が好きなのだが、
彼女の両腕の力が強すぎる為に何匹もの動物がペチャンコになってしまっている。
コルテックスの部下
その他のキャラ
テーマソング
「クラッシュ万事休す」
これはクラッシュシリーズのCMソングのメインとなっていた。
このダンスは日本のCMから生まれたものである。
余談
かつては大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでクラッシュ君に会うことが出来た。
前述した大人の事情によりUSA版風のデザインである。
残念な事に2012年4月をもってクラッシュくんは引退してしまい現在は会えない模様
シリーズ作品
ソニー・コンピュータエンタテインメント発売
- クラッシュ・バンディクー
- クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!
- クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周
- クラッシュ・バンディクー レーシング
- クラッシュ・バンディクー カーニバル
コナミ発売
- クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー
- クラッシュ・バンディクー アドバンス
- クラッシュ・バンディクー アドバンス2 ぐるぐるさいみん大パニック!?
- クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート
ビベンディユニバーサルゲームズ発売
- クラッシュ・バンディクー5 え〜っ クラッシュとコルテックスの野望?!?
- クラッシュ・バンディクー アドバンス わくわく友ダチ大作戦!
- クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド
- クラッシュ・バンディクー フェスティバル
アクティビジョン・ブリザード発売
- クラッシュ・バンディクー ニトロカート3D
- Crash Bandicoot Nitro Kart 2
- Crash of the Titans (日本未発売)
- Crash: Mind over Mutant (日本未発売)
クラッシュ・バンディクー(初代作)
クラッシュバンディクーシリーズ第1作。
1996年発売。機種はプレイステーション。
『宇宙初の奥スクロールアクション』というキャッチコピーで登場。
操作はスピンアタック、ジャンプ、移動しかなかった。
ちなこにゲームそのものの難易度は高く、C箱を壊しても、全ての箱が復元される。
初期のダイヤは7色で、手にいれるためには、すべての箱を壊さないと手に入らないものになっている
また、ボーナスステージでクリア率をあげても、すべてのダイヤを獲得した時点でクリア率は100%確定になっている。
また、アイテムのクラッシュプレートは一度しか取れず、リセットしない限り、入手できない。
初作だけに、おまけに残り数を増やしても、ゲームをリセットした時点で残り数が4に戻る。
セーブはタウナ、コルテックス、ダイヤ入手時しかできない。
関連イラスト
関連タグ
クラッシュバンディクー - 表記揺れだが、pixivではこちらのタグを利用されていることが多い。