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ジバコイルの編集履歴

2024-02-22 19:27:32 バージョン

ジバコイル

じばこいる

ジバコイルとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0462
シンオウ図鑑No.180
イッシュ図鑑No.050
マウンテンカロス図鑑No.071
ホウエン図鑑(ORAS)No.086
アローラ図鑑No.056
ヨロイ島図鑑No.107
ヒスイ図鑑No.179
パルデア図鑑No.211
ブルーベリー図鑑No.118
ローマ字表記Jibacoil
ぶんるいじばポケモン
タイプでんき / はがね
たかさ1.2m
おもさ180.0kg
せいべつ不明
とくせいじりょく / がんじょう / アナライズ(隠れ特性)
タマゴグループこうぶつ

各言語版での名称

英語・ドイツ語・フランス語Magnezone
韓国語자포코일
中国語自爆磁怪

進化

コイルズ

コイルレアコイル(Lv30) → ジバコイル("特定の場所"でLvアップ、かみなりのいしを使う(第8世代以降))


概要

ダイヤモンド・パール』(第4世代)から初登場したポケモン

第1世代から登場しているシリーズ皆勤賞のレアコイルがなんと進化したことで、古参のファンを驚かせ話題となった。


特殊な磁場(磁力)の影響で、ボディの分子構造が組み換えられて変化した形態。名前の由来も「磁場+コイル」からであろう。

ある集団が科学力を利用して同じような現象を起こし、更なる進化を試みたが失敗に終わったらしい。


レアコイルは3匹のコイルが連結した形であったが、ジバコイルは完全にその3匹が一体化した姿をしている。中央のコイルが楕円形に巨大化、左右のコイルは小さいままアームの様な配置となり、それらを固定する形で金属のリングが出現している。


全体的にUFOの様な形態であり、まるでUFOキャッチャーを連想させる愛嬌のある姿から人気の高いポケモンである。

作中の世界でも夜空を飛ぶ彼らをUFOと間違えた報告がある他、宇宙からやってきたと信じる人々もいる模様。


2×3=6個あったU磁石のユニットは1×3=3個に統合され、レアコイル時代よりも強力な電磁力を発生させている。それらを制御する力も上がっているようだが、強すぎる磁力を出してジバコイル同士引き合い動けなくなってしまう事もある模様。

くろい物体

ピクシブ内でも、その磁力を生かしたイラストがよく投稿されている。

このユニットの先端は赤と青に彩色されているが、普段はグレーであり、なんらかのアクションを取ると発光する仕組みである。


巨大化した中央のコイルは頭にアンテナの様な器官が出現し、怪電波を発信しながら飛び回って、宇宙からと推察される未知の[[電波を受信しているという。

また、自分のテリトリーをアンテナを用いたレーダーで監視する縄張り意識の強い面も持ち、侵入者は破壊光線でただちに処分する。


真ん中の赤いは、両側と違って一切表情などの変化を見せず、眠らせても目を閉じない。

だが実は攻撃時に相手の方を見ており、少なくとも視界が存在することが分かる。

スマブラでは「暗視スコープのような役目を果たす」とも書かれており、「感情表現を行わないが、目としての機能を持った器官ではある」ということが判断できる。


ゲームでの特徴

第4世代


  • いかんせん進化条件が「テンガンざんでレベルアップ」という特殊すぎるものだったため、以降の世代では各地方に磁場が強く影響する場所が登場している。この仕様はダイノーズ及びクワガノンと共通しており、彼らを進化させたいなら同じアプローチを行えばよい。

第5世代


  • BW1ではホワイトフォレスト限定であり通信無しでは入手が難しいが、BW2ではコイルが序盤に出現するため入手が容易になった。

第6世代

  • XYの舞台であるカロス地方では13ばんどうろでレベルを上げれば進化出来るようになった。これは発電所が近くにあるからだろう。コイルはいないものの、レアコイルが野生で現れるため、第5世代より楽になったと言える。

  • リメイク後ホウエン地方ではニューキンセツでレベルを上げると進化する。リメイク前から存在した場所だが、当時進化しなかったのは内部構造が大きく変わった事によるものかもしれない。

第7世代



  • ポケファインダーでは、ホクラニ岳に低確率で登場し、画面奥に映る天文台の上空を往復して去っていく(シャッターチャンスを逃すといなくなる)という、まさしくUFOそのもののような姿を確認できる。

第8世代


  • LEGENDSアルセウスの舞台であるヒスイ(旧シンオウ)地方ではテンガンざんに相当する天冠の山麓で進化する他、進化条件も場所と石の両方が適用され、複数の進化条件を持つ稀有なポケモンとなった。

  • また、あるエリアの上空を設定通りに巡回している姿を確認でき、フェザー系ボールを上手く当てる事が出来ればゲットも可能。

第9世代


  • パルデアの大穴外壁に出現するが、同じく外周を飛び回るガブリアスとは異なり、ジッとこちらを見つめてくるだけなのでこちらからボールを投げた方が良い

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計値
ジバコイル70701151309060535
レアコイル5060951207070465
進化前比較+20+10+20+10+20-10+70

  • 進化前から軒並みパラメーターは強化され、特に「防御」「特攻」「特防」が高く設定されている。唯一進化前より劣化したのは「素早さ」のみである。


  • 進化前もそうだが、耐性タイプの数は12タイプと、「はがね&ゴースト」の組み合わせであるギルガルド系統&サーフゴーと、2023年時点の複合タイプで最多タイである。その優秀な複合タイプで後出しがしやすいのが大きな強みであり、高い特攻から電撃やビームを放って一気に相手を殲滅するその姿はまさに未確認飛行物体

  • コイル系のお家芸である「ロックオンでんじほう」によるコンボも引き継がれているが、発動の遅さから現在はロマンとしての域を出ない。進化前に覚えられた「トライアタック」は覚えられなくなっていたが、サン・ムーンからまた覚えることができるようになった。

  • 4倍ダメージを受けてしまうじめんタイプの対抗策として「でんじふゆう」も覚える事が出来る。ただし足が遅いので、使う場合は相手をしっかり見極めることが重要である。始めからじめん技を無効化できる「ふうせん」を持たせたケースも多用されている。

  • 特性の一つである「じりょく」は、相手の鋼タイプを絡めとり強烈な電気技とめざめるパワー炎で逃さず沈める事に役立つ。ドラゴンタイプの味方と相性が良い戦法だが、有名すぎてやることがバレバレな点に注意。

第5世代


  • さらに隠れ特性で「アナライズ」を取得。後攻になると技の威力が上昇するというもので、素早さの低めなジバコイルとの相性はいい。第五世代では無性別は隠れ特性のタマゴ遺伝ができなかった事から厳選しづらかったが、第六世代からはメタモンと掛け合わせても遺伝するようになったため、使われる機会が増えてきた。

  • どの特性も実用性ある効果を持つため結果的に「がんじょう」型か、「じりょく」を利用した鋼狩り型か、火力を意識した「アナライズ」型か見分けるのにも一苦労と別方面でも強化されている。加えて、進化前後の3種全部が何らかの方法でバトルで活躍できるというのも極めて珍しいだろう。

第7世代


第8世代

  • 鎧の孤島剣盾に追加。めざめるパワーを失ったものの、防御の数値で攻撃する新たな格闘技「ボディプレス」を習得。高い防御を持つジバコイルはかなりの火力で放つことが可能であり、捕らえた鋼タイプに対する打点はしっかりと確保した。



第9世代

  • テラスタルとの相性は良くも悪くもと言ったところ。テラスタル状態になると必然と単タイプに変わるため、じめん4倍弱点を消せる上に、後投げのじめんには元々そこまで弱くは無かったところテラバーストで役割破壊できるようになった。

  • テラバーストの獲得により役割破壊が自在となったことから、テラバーストで狩りたいはがねをキャッチできる特性じりょくの価値が上がった。ただしそれは相手がテラスタルを切らない前提の場合であり、相手がテラスタルを切ってはがねタイプを消すとなると事情は異なる。一方、元々の耐性12は投げ捨てる事になる為漫然と切ると言うわけにもいかない。

  • 初期環境では上記のような強みからそこそこ活躍している。俊足のじめん枠がガブリアス程度しか存在しない事、ほのお対策のみずテラスタルやドラゴン対策のフェアリーテラスタルなど、テラスタルで本来の有利・不利を覆せるのも大きい(素の火力・耐久のおかげである)。攻守両面を総合的に判断すると、ヘイラッシャとの相性補完が良い。HBヘイラッシャで物理を受け、「とつげきチョッキ」ジバコイルで特殊を受けるコンビもこの初期環境で中々使われた。

  • シリーズ2環境においては、テツノツツミやハバタクカミに強い枠として生き残りを果たしている。この世代ではテラスタルで耐性を強化できることから発動機会にあまり恵まれない「がんじょう」よりも「アナライズ」がジバコイルの特性として優先される。

  • 四災が解禁されたシリーズ3環境においては、4体の内チオンジェン以外にみずテラスタルを切れば概ね有利なことから立場を保った。

  • その後も、ハバタクカミ対策の「とつげきチョッキ」「ヘビーボンバー」型が、「ゴツゴツメット」で「すいりゅうれんだ」に備えた対れんげきウーラオス型などが活躍している。超良耐性と高火力、「がんじょう」での事故防止性能なども需要を保った要員と言える。


  • この世代では「10まんボルト」「ボルトチェンジ」「ラスターカノン」「テラバースト」という技構成のフルアタック型が基本形となり、多少技構成が変わることはあるが、基本これでほぼ確定である。

レイドバトル

  • マックスレイドバトルテラレイドバトルでは通信レイドで活躍する。というのも、ニャイキングの「はがねのせいしん」でサポートすればC130からの「てっていこうせん」を3.375倍ダメージで繰り出せるためである。さらに「こだわりメガネ」を持たせれば火力に関しては言う事はない。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版

  • アカギ(ポケスペ)
  • ミツル(ポケスペ)
  • ギンガ団したっぱ女(快盗!ポケモン7)


番外作品

ポケモン不思議のダンジョン


ポケモンGO

  • 2019年5月18日に実装。通常の方法では進化できず、同時に実装された特別なルアーモジュール「マグネットルアー」を使ったポケストップの周囲で進化させる必要がある


  • でんきタイプのポケモンとして見た場合、こおり技を軽減しつつ戦える貴重な存在であり、元よりでんき技がよく効くことも相まって、みずタイプのポケモン相手には鬼神の如き強さを発揮できる。特にカイオーガレイドでは最適解とまで言われるほど。また、ひこう技を半減できるのも大きく、トルネロス等は格好のカモである。

  • ただし、弱点も増えており、特に二重弱点のじめん技には要注意。どちらかといえば、防衛よりも攻撃面で進化を発揮するキャラクターと言えるだろう。

  • こちらでは、シャドウポケモン化した際、両サイドの目と同じように真ん中の白目部分も赤く発光している。

  • 現在はGOロケット団のクリフ リーダーからコイルを取得できる。でんきタイプのポケモンが足りない場合はクリフを積極的に倒すといいだろう。

ポケモンマスターズ

  • ネジキ&ジバコイル
    • 2023年10月5日に実装。パッシブスキルの効果により、技での攻撃が成功した時に相手を交代禁止状態にし、攻撃する相手が交代禁止状態の時は味方全員の技の威力をあげるフィールドロール。「きんぞくおん」を使うと相手1体の特防を2段階さげることもできる。
    • 元々はパシオのレンタルポケモンであったが、同じレンタルポケモンであるテッカニンと共に癖があって難がある個体であった為、ドリバルがファクトリーヘッドであるダツラとネジキに2匹を任す。結果的に良くはなったが、揃いも揃って二人にしか言うことを聞かなくなってしまった為、改めて彼らのバディーとなった。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • 劇場版「氷空の花束
    • 悪役ゼロのポケモンで進化前と共に登場(進化前がえらい事になったが)。
    • CVをポケモンサンデーのレギュラーであったゴルゴ松本が担当。なので第4世代ど直球のプレイヤーはジバコイルと言えばゴルゴというイメージを持っている方も少なくないのではなかろうか?実際に作中でもかなりのハマり役であり、「ジバババン…ジバババン…ジバババン…」といった機械的な鳴き声で作品を盛り上げた。ちなみにこの特徴的な鳴き声は横向きに添えた人差し指で唇を弾きながら発声することで出している。ポケんちにゲスト出演した際にもジバコイルのモノマネを披露しており、本人にとっても思い入れのある役のようだ。

  • DP158話
    • 町でメタグロスと共に激しい争いを繰り広げている野生の個体が登場。普段この辺りの磁場で浴びた磁力を発散させるためにすり鉢状の大きな窪みでバトル稽古のようなことを行っていたが、大岩が川の流れを堰き止めてその窪みに水が貯まってしまった事で町に降りてきてしまったらしい。大岩を取り除き、ヒカリのミミロルれいとうビームで貯まった水を凍らせた後タケシのピンプクが氷塊を持ち上げて谷底に放り投げた事で窪みが元に戻り、メタグロスと共にこれまで通り心置きなくバトル稽古を繰り広げるようになった。

  • ブラッドのジバコイル
    • BW118話にプラズマ団のブラッドのポケモンで登場。

  • アナのジバコイル
    • SM編ではメレメレ島にあるアローラ地方唯一のテレビ局『アローラTV』に勤める女子アナ・アナのライドポケモンとして登場。

  • 新無印編28話
    • ロケット・ガチャットから排出されたポケモンでムサシが使用。メッソンの能力で両側の目玉のみ涙を流していた。

その他

XY62話
SM13話・41話・119話
新無印76話・93話(イメージ)
劇場版キミにきめた!

余談

目について

ジバコイルの中央の目だけでなく、モルフォンなど一部の虫ポケモンやトリトドンヒードランのように、ゲーム上では感情が目に一切現れず、瞬きもせず、眠っても目を閉じないポケモンは意外と多い。

一方アニメ等の方では、表現範囲の関係でそういった変化もしっかり描かれる事があり、媒体によってブレが生じ易いため、正式な描写を巡っての論争も起こり易くなっている。


進化?

ポケモンにはあらゆる進化の可能性が秘められているが、特にこのコイル系統もある意味ではイーブイブイズ以上に可能性がある。アニメ版では人工衛星の電波で大量のコイルが集まって巨大なコイルに進化しかけてたり、SVでは一万年前のレアコイルではないかと言われる存在が出てきた。


関連イラスト

ジバコイルHeavy Metals

ジバコイルさんジバコイル


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP

ポケモン一覧 でんきタイプ はがねタイプ

コイル レアコイル スナノケガワ


0461.マニューラ0462.ジバコイル→0463.ベロベルト


同複合タイプ

トゲデマル


同進化仲間

かみなりのいし繋がり

ピカチュウ/ライチュウ

イーブイ/サンダース

シビビール/シビルドン

デンヂムシ/クワガノン(8世代から)

ノズパス/ダイノーズ(8世代から)

ズピカ/ハラバリー


特定の場所進化だった仲間

ノズパス/ダイノーズ

イーブイ/リーフィアorグレイシア

デンヂムシ/クワガノン

マケンカニ/ケケンカニ


第4世代追加進化


ポケモン関連


その他

磁力 磁石 UFO SF

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