1996年に週刊少年ジャンプに読切で掲載された。
作者は道元宗紀。
概要
主人公の女子高生・甘井いちごが、改造人間「スイートストロベリー」となり、(改造されてしまった)悪と戦う物語。
乙女の恥じらい心を力に変換するという設計思想のため、変身後は上半身に服を着ない痴女じみた格好になる。※詳細は【スイートストロベリー】の項目を参照されたし
乳首にゲーム台のボタンと十字スティックをつけて戦ったり、巨乳で敵をビンタするなど、痴女じみた戦闘シーンが特徴。
お色気コミックであるが、全体の演出と構成が上手く、現在も語りぐさになることがある。
ラストで予告されているのは、なんと、あの尾田栄一郎先生の『ロマンス・ドーン』である。
登場人物
- 甘井いちご:本作品の主人公。転校生の女子高生。本人は至って優しいが、本人が来るところであり得ない怪事件が起きる疫病神体質。司馬先生に全校最高少女候補リストにも載っていないその性質に見惚れられ、スイートストロベリーに改造されてしまう。
- 司馬先生:ひばりヶ丘に住む科学者(自称【天才科学者】)。骨川スネ夫の髪型を更に鋭利にしたような前髪をしている。いちごに、近辺で噂されている連続婦女暴行事件の犯人だと疑われてしまうが…? 気付いた読者は多いと思うが、ラストでいちごが「二度とスイートストロベリーにはならないわ」と言った後に彼が「あまいぞ♡」と呟くのは複数の意味合いを持つ(「苺の味が甘い」「美少女やお色気の印象が甘い」「甘いな、試練はまだまだ終わらないぞ」辺りの意味を含んでいる?)。
- 佐藤:ひばりヶ丘高等学校の男子生徒。いちごのクラスメートで、自身が危険な目にあっても咎めぬ仏様のように優しい心と強い正義感を持っている。名前の由来は「砂糖」だろうか?
- 鈴村:ひばりヶ丘高等学校の女子生徒。いちごのクラスメート。
- コブラ男:作中に登場する怪人。コブラの被り物を被った変質者。