正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる
概要
Adoの楽曲の一つ。メジャー1作目の配信限定シングルとして、2020年10月23日にリリースされた。またAdoの名義としては初のオリジナル楽曲となる。また同日にYouTubeにて、同年11月2日にはニコニコ動画にてミュージックビデオが投稿された。
Pixivでは下記の「うっせぇわちゃん」が描かれたイラストや、強烈なインパクトを持つサビの部分のイラストを他キャラクターで描いたイラストが投稿されている。
「内に秘めていた思いとか今まで思ったことをそのまま吐き出している、この曲ではすごい物騒でも事実であるありのままの自分を見せたい」という思いをAdo氏は語っており、曲でも上司から散々常識を押し付けられても勇猛果敢に抗っていく部下の姿が凝縮されている。
しかしながらニコニコ動画に投稿されたMVの動画説明文には「お前が一番うるさいよ」と表記されており、ただ文句を撒き散らし「アタシも大概だけど」と開き直りつもブーメラン発言を自覚する歌詞、好き放題に銃口を振り回した結果、逆に自らが標的にされることを示唆するラストシーンなど、皮肉に気付かずこの曲を称賛する者を揶揄するような内容となっている。
2021年3月20日に、YouTubeでの再生回数が1億回を突破した。
更にその翌日の2021年3月21日放送の笑点大喜利2問目では、この歌のフレーズを使ったお題が出題された。
ただ、歌詞の内容があまりにも反抗的で過激極まりないものになっていることから、この楽曲が話題になって街頭等様々な場所で耳にする機会が増えるにつれ、大人層の間では(主に言葉遣いや他人への接し方などに関して)子どもに悪影響を及ぼすことを懸念する声も出始めている。もっとも卒業や15の夜、セーラー服を脱がさないで、青い果実、ひと夏の経験、マンピーのG★SPOT、SATSUGAIといった様に過激な歌詞の曲はこれまでにもいくつか存在していた、あるいはこれらの曲と比較すればマイルドな歌詞であるとの声もある。
うっせぇわちゃん
MVに登場するキャラクターの通称となる。サムネイルで見せている強烈な表情が印象的だが、MVで描かれる姿は足元まで届く超ロングヘアーをポニーテールに纏め、胸元が大きく開いた煽情的な改造セーラー服に身を包んだ女の子である。
MV担当のWOOMA氏は「まつ毛が✖になってる」ことを語っているが、歌詞の「その顔面にバツ」を意識したのかは不明。
余談
荒らしユーザー多発問題
2021年2月頃に、YouTubeの動画のコメント欄で自身の体験談を語っていたユーザー達のコメントが「痛々しいコメント」としてSNS上で晒され、拡散された。→拡散の発端となった投稿
その結果、痛々しいコメントをしたユーザーを「ホンモノ」と称して、粗探しするユーザーが大量に発生した。
それ以来、わざと痛々しい演技をするユーザー、動画とは無関係なコメントを連投するユーザー、URLを添付して売名するユーザーなど、コメント欄は荒らしを行うユーザーで溢れ帰った。現在は沈静化しつつあるが少数のユーザーにより未だに荒らしが行われている。(2021年9月29日現在)
自分語りをしていたユーザーのコメントは、確かに「痛々しい」と言えるものではあるが純粋な荒らしとは違い、他者に迷惑はかけてはいない。それに引き換え、荒らしユーザーは他者に迷惑をかける事を目的としている為、後者の方がよっぽど悪質な「ホンモノ」と言えるだろう。
コメントをする際は、上記のような悪質なコメントは投稿しない事を推奨する。
アンサーソング?
前半部分の歌詞が、かつてチェッカーズがリリースした楽曲『ギザギザハートの子守唄』と対になっているのではと一部で話題になっており、オマージュもしくはアンサーソングになっているとする意見もある。
関連動画
ミュージックビデオ
youtube
ニコニコ動画
Piano Ver.
本曲のピアノバージョン、ピアノは岸田勇気が担当した。AdoのYouTubeチャンネルより2020年12月2日に投稿された。
Giga Remix Ver.
「これで私も陽キャだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボカロPのGigaによるリミックスバージョン。AdoのYouTubeチャンネルより2021年2月5日に投稿された。
セルフカバー
楽曲を手掛けたsyudou氏によるセルフカバー。
関連イラスト
関連タグ
Totmusica:Ado氏とWOOMA氏が再びコラボした楽曲。