概要
こけおどし手なげ弾とは、藤子・F・不二雄原作の漫画及びアニメドラえもんに登場するひみつ道具である。大長編及び映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』に登場。
悪そうな笑い顔がついた手なげ爆弾で、着弾すると強烈な音と光で相手を驚かせるというスタングレネードのような効果を持つ。あくまでも「こけおどし」である為、殺傷能力はない。
この他にも射撃性や誘導性などに特化したハッタリバズーカ、おどかしミサイル(みせかけミサイル)、みせかけ銃(映画版のみ)等も登場していたものの、やはり効果はこけおどし手なげ弾と同様、殺傷能力は皆無である。
派生作品
『ドラえもん』を題材としたゲーム作品では、爆風で敵にダメージを与える投擲武器として登場している(『のび太と3つの精霊石』、『のび太と光の神殿』、『のび太の町SOS!』等)。
新ドラベースにも登場。敗者復活戦に勝つために奮闘する多摩川ドラーズの3人だが、別チームの選手にこの道具で妨害されてしまう。それでも諦めない球えもんを執拗に邪魔するが、チームメイトのショウがバットでこの道具を打ち、妨害していた選手を足止めし、球えもんを先に行かせた。
関連道具
- かんしゃく紙
紙状のひみつ道具。
この紙に強い衝撃を与えると、癇癪玉のように破裂して音や光を出す。
ちぎった紙でも効果を持ち、紙という性質上風で散らばってしまうため不用意に撒くと被害が拡大する。
『のび太の町SOS!』では、こけおどし手なげ弾と同じく投擲武器として登場し、ボタン長押しで爆発の範囲を広げられる。