概要
しまかぶは、主としてごま提督の鎮守府近辺で栽培・生産されている根野菜です。「島風かぶ」という呼び名もあります。
「かぶ」と銘打たれていますが、形はやや長細くてむしろ大根に近く、また先端があたかも「人の脚」のように二股に分かれている点が特徴です。
さらに脚の部分が、あたかも紅白の縞ソックスのように色分けされています。
さらにあろう事か、この「脚」を使って自力で土から抜け出し、疾走します(メイン画像右端参照)。一度走り出したら、誰も追いつけません。
旬と味
一般的にしまかぶの旬(収穫時期)は10月~12月中旬とされています。これは、その期間を過ぎると成熟しきったしまかぶが自力で逃げ出してしまうからです。
ですがその時期以降に獲れるしまかぶは特に栄養価が高く、また甘みも強いため、希少性もあってか市場では高価で取引されます。
(以上、生産者メモより抜粋)
味だけでなく、「脚」の部分が「紅白」に彩られて見栄えも良いので、お正月などおめでたい席で振る舞われる機会も多く、地方によっては「スズナ(蕪)」「スズシロ(大根)」の代わりに七草粥の具材として珍重されているとも伝えられます。
(以上、編者の妄想)
生産の様子
しまかぶは、主としてごま鎮守府のレッちゃんさんの農場、通称「レ級ファクトリー」で生産されています。
このように、生産者が手間暇をかけて……もとい高度な機械力を駆使して効率的に生産されています。
しかし、生産地が限定されているため、市場にもなかなか数が出回りません。「作るそばから生産者が食べてしまうからだ」という説もありますが、あくまで市場に出せない不良品を処分しているだけです。……たぶん…
関連タグ
ぜかまざらし - 同類?