「そんなに…僕たちの力が見たいのか……攻撃してくるお…お前たちが悪いんだ……殺ってやる…殺られる…前に!!」
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概要
かわぐちかいじ原作の漫画・アニメ「ジパング」の登場人物の一人である米倉薫1等海尉水雷長の名(迷)台詞であり、彼の人気が出る原因となった台詞でもある。
作中序盤に主人公達が乗るイージス艦「みらい」は太平洋戦争まっただ中の太平洋へタイムスリップしてしまうのだが、その後すぐにアメリカ軍の潜水艦に発見され攻撃を受けてしまう。
みらいはイージス艦としての性能を発揮することで潜水艦の魚雷攻撃を全てかわしてみせるのだが、タイムスリップしたことと、実戦の恐怖から混乱した米倉は潜水艦に向かってアスロックミサイル(対潜魚雷ミサイル)を発射。その際に発したのがこのセリフである。
しかし、「みらい」が歴史を変えてしまう事を恐れて戦闘を行う事を禁止していた中での発射だったため、米倉は直後に砲雷長の菊池雅行から「一人で戦争をおっ始める気か!!」と激怒されCICを叩きだされてしまう。
魚雷は途中で自爆命令が出されたため潜水艦に対してはある程度の損傷を与えるに留まった。
余談
この一件からファンの間で「アスロック米倉」の渾名が米倉に対して浸透することになった。
また、菊池も作中でアメリカ軍空母ワスプに対しトマホークミサイルを発射し、撃沈したことから「トマホーク菊池」の渾名が付くことになる。
なお実際の戦闘艦は、指揮官が持つ安全キーによって安全装置がかけられており、キーを回して解除しなければ発射できない仕様になっているため劇中のように独断で使用することは不可能になっているらしい。