はっぱ隊とは、バラエティ番組「笑う犬の冒険」で登場していたコントキャラクター集団のことである。転じて、このコントで使われていた、全裸で股間に葉っぱ一枚という扮装を指して言う。
メンバー
南原清隆・ネプチューン(名倉潤・堀内健・原田泰造)・ビビる(大内登・大木淳)の6名。なお、ビビる大内の引退後にアメリカで公演を行った時には上島竜兵(ダチョウ倶楽部)が入った。
2008年に放送された「笑う犬2008秋」および、2010年の「笑う犬2010寿」で再結成した時は、
引退していた大内も復帰し、オリジナルの6人で登場した。
ゲストとして郷ひろみがGolden Leafとして葉っぱ一枚で踊ったこともある。
コントの内容
コントタイトルは毎回違うが、はっぱ隊が登場するコントにはサブタイトルに必ず「Green leaves」と書かれている。
内村光良扮する男性が毎回様々なシチュエーション(受験失敗・倒産・リストラ等)で落ち込んでいる所に、「やったー!○○だぞ!」と明るい声が聞こえ、内村が視線を向けると葉っぱ1枚(正確には肌色の下着を着用)の南原が立ってポーズを決めている。その後セリフを言ったあとに「やった!やった!」と踊る。続いて原田が登場しセリフを決める。さらに他のメンバーも出てきて「やった!やった!」と踊り、初期はほかの5人が南原を胴上げ、中期からは「YATTA!」を歌い、最後は「ヒュルルルルル・・・」と言いながら去っていく。
初期は内村の願望を横取りしていく集団だったが、後期になると、内村を慰める集団として登場するようになる。
ちなみに「YATTA!」は2001年4月にCDシングルとして発売。ポジティブな歌詞と、カノンコードをベースに作られた明るく覚えやすい楽曲がウケて、週間チャート最高6位を記録した。
『笑う犬』放送終了後は、南原が司会を務める『ヒルナンデス!』に登場。
2016年7月13日のスペシャル番組『ヨルナンデス‼︎』にレギュラーメンバーを引き連れて復活した。
その反響
楽曲の明るさとポジティブさ、そしてはっぱ一枚の男性が踊るという単純明快なシチュエーションは国内だけでなく、海外でも大いに受け、youtubeでは俗に言う「踊ってみた」の要領でこの曲に合わせて半裸の男性が陽気に踊る動画が多く上げられている。
また、アメリカでは空耳を扱ったFlashムービーにこの曲が使われており、一時期流行していたようだ。
それから数年が経過し、音楽ゲーム「maimai」にて楽曲が収録。さすがにMVははっぱ隊が登場する物ではないのだが…元ネタを知っている人はニヤリとするだろう。
参考動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1446231
関連タグ
笑う犬シリーズ
葉っぱ隊(誤記) 葉っぱ一枚あればいい(上記「YATTA!」の一節、ほぼ同義で使われる)
そして
彼らは令和の世に帰ってきたのである。
2019年12月31日、ネタパレスペシャルにてメンバーを再構成されて帰ってきた。お決まりの突然現れるシーンやビビる大木の感動のコメントまで当時の視聴者にとって嬉しいサービスシーンがあるが児童層や10代の視聴者は元より、『はっぱ隊』をお茶の間で観る機会がなかった20代~30代前半の視聴者の中にも困惑する人もいただろう。また、NEWSの増田貴久をはっぱ隊の姿に変えるなど、不思議な力を持っていることが判明した。