概要
関西における最初のホームライナーであった。
前身は1984年に天王寺駅~日根野駅で運行開始した「ホームライナーいずみ」。
日根野電車区からの入出庫を営業列車化したものであった。
1986年に運転区間が和歌山駅まで延長され、「はんわライナー」に改称。
朝夕で合計9本が運行され、これは関西のホームライナーとしては最多本数であった。
しかし他のホームライナー同様に特急や快速に代替されてゆき、2011年に廃止された。
使用車両は「くろしお」用の381系。
末期には未更新・国鉄色・グリーン車なしの編成(C編成と通称)が専属として使用されたが、稀に「くろしお」「スーパーくろしお」用の更新車が使われ、この場合はグリーン車にも追加料金なしで乗車できた。
はんわライナー廃止後のC編成は福知山電車区に貸し出され、287系投入までの繋ぎとして2か月ほど「こうのとり」で運用したのちに廃車された。
兄弟列車に、大和路線で運行していた「やまとじライナー」がある。