※ゆ虐に出てくるゆっくりは普通のゆっくりとはまったく無関係なので、コイツを原作や普通のゆっくりの話題に出してはいけない(戒め)
がいよう
宝石のような結晶のついた羽を持つゆっくり。ちなみにこの結晶は飴でできている。
また体内にはあんこが詰まっているが、同じくあんこ入りのれいむ種(こしあん)やまりさ種(つぶあん)と違ってあんまんになっている。しかしあんまんはこしあんを使うので、そういう意味だとれいむ種寄りなのかもしれない。
とくせい
れみりあ同様に捕食性と飛行能力を備えており、舌戦やぷくーなんて手ぬるい事などせずに躊躇なく噛みつく。
そして獲物をじっくりいたぶり、中身を吸い尽くしてしまうのだ(ちなみに皮は食べない)。
その上コイツはれみりあ以上の速さで飛ぶため、高速で動くものを「ゆっくりできない」として怖れる性質があるゆっくりにとってはそれ自体がすでに恐怖そのもの。
しかも飛行種でありながら地上でも機敏に動き(他の飛行種は地上では動きが鈍るが、ふらんの場合は持ち前の運動神経でまったく問題なし)、さらには「噛みつき」による圧倒的攻撃力まで持っているのに一思いに仕留めるのではなくじわじわといたぶる残忍さを兼ね備えている。
こんなヤツが相手では抵抗したところで勝てるわけがないし、逃げ切るのもまず不可能なので、獲物はふらんに目をつけられた時点で詰み確定。そして最悪にゆっくりできない最期を迎えるのだ。
なお獲物に対する嗜虐性の強さは「ゆっくりはゆっくりできない状態に置かれると中身が濃厚になり美味しくなる」という特性を知っているからだとされる。つまり「どうせ食べるならできる限り美味しくしてから」ということで、結構食通なのかもしれない。
せいかく
割とプライドが高くワガママ気味。しかも捕食者ゆえの獰猛さと排他性の高さも特徴で、信頼する相手にはとても従順だが、そうでない相手は雑にあしらうという二面性が見える。
そのため協調性・社会性がかなり低いものの、元々単独行動する事が多いふらんにはそれで問題なかったのだろう。
一ゆん称は基本的に「ふらん」だが、個体によっては「わたし」だったりすることも(同様の例はありす種やぱちゅりー種などでも見られる)。自身の種名が一ゆん称なのは多くのゆっくりに共通するが、代名詞を使うのは珍しい。
なおれみりあ種が「~どー」「~だどー」という口癖を持つのに対し、ふらん種は特にそうしたものはない模様。れいむ種に近い中性寄りなしゃべり方をする。
飼う
ゆっくり有数の暴れん坊の上、気難しくてちょっとやそっとじゃ懐かないのでしばらくは生傷が絶えないのを覚悟する必要がある。飼うならそれに負けずに惜しみない愛情を注ぐべし。
まずは飛び回れるだけのスペースを用意してあげよう。
またエサ兼おもちゃとしてゆっくりを与えるのも忘れずに。幸いエサ用ゆっくりは安価で売られている。
「あまあま」やゆっくりフードも食べるが、やはりエサのゆっくりはふらんにとって最高のおもちゃなのだ。またれみりあ同様家ゆや野良ゆの駆除に貢献するのもグッド。
- 箱入りゆっくり
先述の性格的に他人や他のゆっくりを敵・獲物と見なして襲いかかる危険があるので、人前に出すのはやめた方がいい。他のゆっくりを飼っているなら、ふらんに食われる惨劇を防ぐためにも多頭飼いも避けるべきだろう。
よって、ふらんを飼うなら本人みたいに箱入り娘状態にするのがベストなのかもしれない。
- 不人気?
先述のように、ふらんは可愛らしい容姿とは裏腹の猛ゆんであり、飼育難易度も高い。このため虐待派・愛で派双方から敬遠されがちで、人気はかなり低いらしい。
しかしふらんが落とす羽は人気が高く、稀少なアイテムということも手伝って高値で取引される。本体が不人気でパーツが人気とはなかなか皮肉なものである。
「いもうと」
れみりあ種からふらんが生まれる場合は必ず末っ子(2ゆん姉妹なら次女)となり、「れみりあの妹」というポジションに収まるとされる。また"姉"を強く慕う性質を持つため、れみりあを「おねーさま」と呼んで懐くが、これはあんこ縁のない別個体であっても変わらない。
対するれみりあもふらんを「かぞく」として扱い、友好的に接する(逆に互いを疎んじて敵視しているという設定もあるが、これは作者のさじ加減)。
ふらんは希少
食う側が食われる側より少ないのはゆっくり界でも同じこと。しかしふらんの場合はそれに加えて
- 親ゆっくりがれみりあ種だった場合に時々生まれる
- 必ず「末っ子」になる(なので一組の親からふらんが複数ゆん生まれることはない)
この特性からかなり数が少なく、希少種(ゆっくり虐待)に含める事もあるようだ。なのでショップでは高値が付く。
なおふらんが親だと子供も同種になり、れみりあ種が生まれる事はないらしい。
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