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むろと

むろと

海上自衛隊の敷設艦、もしくは国鉄が運行していた準急・急行列車、JR四国が運行する特急列車の愛称。この記事では後者2つをメインに前者も解説する。
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海上自衛隊敷設艦むろと

初代ARC-482

老朽化したARC-481つがるの代替艦として昭和52年に計画された。基地や港湾、戦略海域等に水中聴音監視装置を敷設することを主任務としている。

後継艦の「むろと(2代目)」が就役する前年の2012年4月に退役。解体処分された。


2代目ARC-483

老朽化したARC-482の後継艦として建造。先代と同じく基地や港湾、戦略海域等に水中聴音監視装置を敷設することを主任務としているとされるが、詳細は開示されていない。船体は可能な限り商船と共通の構造を採用し、敷設艦として最低限度の能力を発揮できる程度に収まっている。建造費用はおよそ284億円。


準急・急行むろと

1962年7月に高松駅~牟岐駅間の準急として運転開始し、1966年10月ダイヤ改正で急行に格上げ。

瀬戸大橋線が開業した1988年4月ダイヤ改正で高松駅~徳島駅間の急行「阿波」が全て特急「うずしお」になり、従来の「むろと」を「阿波」に改称し消滅。登場から一貫して気動車が使用された。


特急むろと

1999年3月ダイヤ改正で高徳線の特急「うずしお」と徳島線の特急「剣山」の牟岐線内の区間を系統分離する形で、徳島駅~牟岐駅間で運行を開始。ただし剣山は「むろと」の運転開始後も牟岐線に乗り入れており、牟岐線を走る特急列車は牟岐線内で完結する列車を「むろと」、徳島線に乗り入れる列車を「剣山」として区別していた。


2009年3月ダイヤ改正で、徳島駅での誤乗防止を目的として牟岐線に乗り入れる「剣山」のうち、徳島線から牟岐線に乗り入れる列車(阿波池田駅発列車)に関しては「むろと」に編入され、「むろと」は片道だけ徳島線にも乗り入れるようになった。牟岐線から徳島線に乗り入れる列車(阿波池田駅行)に関しては引き続き「剣山」として運行されていたが、2014年3月のダイヤ改正を以って「むろと」の徳島線乗り入れ及び「剣山」の牟岐線乗り入れは廃止され、両列車は運転系統が完全に分離されている。この時点で「むろと」は1日3往復の運転となり、このうち夜の下り1本は牟岐から普通海部行きとして運行する変則列車となっていた。


2019年3月のダイヤ改正では、普通列車増発と牟岐線パターンダイヤの導入によって「むろと」は本数を削減、1日1往復(朝の徳島行き、夜の牟岐行き)の運転となった。


運行概況

徳島駅-阿波富田駅-南小松島駅-羽ノ浦駅-阿南駅-阿波橘駅-桑野駅-新野駅-由岐駅-日和佐駅-牟岐駅


使用車両

高松運転所所属のキハ185系が使用される。普通車のみの2両編成で、1号車の一部の座席が指定席となる。


関連タグ

JR四国 牟岐線 特急 列車愛称

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