概要
今回は全編通して漫画が横向きの話である。
あらすじ
ある日、じーさんと孫が部屋にいると、孫が「なんか…、いつもとフンイキちがくない?」と"ある違和感"に気がつく。
それに対し、じーさんは「なんと今回は、マンガを横向きにしてみたのじゃー!!」と答えた。
しかし、横向きにしてみたのはいいものの、特にやりたい事も無かったじーさんは、にらめっこでもする事にした。
何をするかと思えば、そんなしょうもない事でページ使っていいのかと呆れる孫を尻目に、じーさんはにらめっこを始めるが…。
じーさん「だーるまさーんだーるまさーん♬」
「にーらめっこしーましょー♬」
「わーらうーとまーけよー」
「あっぷ…」
「ぷ」
そこでじーさんが疲労したのは、孫曰く「びっくりして思い出が吹き飛ぶ」程の凄まじい変顔だった。
「自分にはにらめっこの才能がある」と感じたじーさんは、もっと強くなるためににらめっこの修行の旅に出る事にする。
孫と共に外に出たじーさんは元・校長を見つけ、にらめっこ勝負を挑む。
元・校長は「こう見えてもワガハイは…、にらめっこしてないのににらめっこみたいな顔だねって…、とホメられたコトがあるのじゃい…。」と言い(孫(ホメてねぇーっ!!))と勝負に受けてたつが、じーさんの(先程とは違うが)凄まじい変顔に撃沈した。
元・校長に勝った事で自分はにらめっこ最強になってしまったと思い込んだじーさんは、ゲベを見つけ、にらめっこ勝負を挑む。
孫は「ゲベに関わると碌な目に遭わない」と静止をかけるが、調子に乗ったじーさんは全く聞き入れず、にらめっこ勝負で今まで通りに凄まじい変顔をするが、般若の様な形相かつ筋肉ムキムキになったゲベに尻で潰され、「ぷ〜」とオナラをかけられて敗北するのだった♨️
余談
- 以上のような何と言うことはない内容だが、『この本の中で作者が好きな話ベスト3!』にて作者は
「もう会心の出来です!文句のつけどころがないです!この話を思いついたとき自分にマンガの神がおりてきたような気持ちになりました!!ここ近年でベストのお話。」と絶賛しており、そのためランキングでは同巻に収録されている最終回『でんぢゃらすじーさんじゃっ!』を差し置いて堂々の1位にランクインしている。
- 因みに『でんぢゃらすじーさんじゃっ!』は2位にランクインしている。