概要
学名の意味は「岸辺のトカゲ」。
全長約1m。
特徴
白亜紀後期に繁栄した大型海生爬虫類 モササウルス類の祖先かそれに近いとされるオオトカゲと言われている。四肢は地上を歩ける程度はあったが貧弱化し、地上と海の両方で活動していた半水生のトカゲであったようである。恐らく、浜辺などの海岸で日光浴をしながら海や陸で小動物を餌として捕食し、天敵が現れると海へ逃げて体をくねらせながら泳いでいたと想像されている。アイギアロサウルスの生息した当時のヨーロッパは陸地が殆ど水没した多島海であり、海への進出の機会が多かったと考えられる。