稀有な楽器を掻き鳴らす青年は、華々しい舞台で脚光を浴びても尚、理想を求めて止まなかった。
その情熱は彼を空に導き、奇しくも失われた記憶を呼び覚ます変遷を辿る。
「──OK!俺と世界を滅ぼさないか?」
概要
レアリティ | SSR |
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属性 | 火/土 |
武器 | 楽器・剣 |
タイプ | 特殊/攻撃(アナザー) |
種族 | ヒューマン |
年齢 | 不明 |
身長 | 175cm |
趣味 | 作詞作曲、盤上遊戯、火で遊ぶこと |
好き | 壊れているもの、黒色 |
苦手 | カワイイ系のもの、夏、ナルシスト |
CV | 谷山紀章 |
記憶喪失のソロシンガー。
1年前以上の事は覚えていない中、たまたま知り合った音楽関係者に才能を見出されて開花した。
奇抜なパフォーマンスが人気を博して各地で公演していた。
レジェンドガチャで「フライアウェイ」を入手すると火属性の通常バージョン。
「アトロシウスブラッド」を入手すると土属性のアナザーバージョンそれぞれが加入。
どちらも両手で持った方がしっくりくるので武器種は斧である。
記憶喪失以前から持っていたギターは独奏に向いていない事から、失われた記憶と関係あるのではないかと思っている。
そんな中、たまたまベースを弾いたラカムにピンと来て、バンドを組む事に思い至り騎空団入りを果たすことになる。
認めた相手の事は「アカイドス」「キイロイドス」「チイサイドス」など、勝手に名付けた芸名で呼ぶ。この傾向はあの『ぐらぶるっ!』でも変わらない。
フェイトエピソードでは「Judgment Night」「Bloody Garden」と2曲も持ち歌を披露する。
担当声優からもわかる通りの熱唱ぶりである。お試しフェイトでぜひ確認していただきたい。
設定の項目「マイページのBGM切り替え」をONにしていると、BGMが「Judgment Night」に変わる。
過去
「アァ……? グズが。 殺せよ。空気も天気も」
年齢 | 不明。ファンの望む年齢にそうだと答えるのみ。 |
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身長 | 不明。ファンにとって、ベンジャミンはあまりに大きすぎる。 |
種族 | 不明。人の姿はしているが、あまりに人の枠から外れているため、人であるか疑わしい。※ゲーム内での種族は「ヒューマン」となります |
趣味 | 不明。冷酷非道な戦いぶりと、GIGで吠えたてる姿しかファンは知らない。 |
好き | 不明。それを明かすのは、ファンにとって最も残酷だから。 |
苦手 | 不明。それを明かすのは、ファンにとって最も残酷だから。 |
本名はベンジャミン。
義兄を含む家族からはベンジーの愛称で呼ばれていた。
傭兵兼スリーピースバンドである残虐三兄弟のギター&ヴォーカルにして創設者。
大仰で芝居がかった振る舞いをする現在のアオイドスと違い、ダウナーで落ち着いた佇まいのなか、過激で狂気じみた発言が目立つ。「カッカッカ…」という擦れた笑い方が癖。容赦なく賞金首を斬り殺し、その死体を積み上げて黒GIGを行ってきた。しかし単なる猟奇趣味ではなく、バンドの演奏のクオリティや自分たちのGIGの内容に強い拘りを見せるなど、アオイドスと同一人物であることを裏付ける性質を見せている。
元々は貴族の子息として生まれたものの、幼少の頃から両親に対してすら一切の感情表現を行わない。
それを心配した両親が、後に記憶喪失の彼のマネージャーとなるハーヴィンの少年を引き取り、義兄として接させるものの、それでもベンジャミンが心を開くことはなかった。
そんな中、義兄が目撃したのはネズミを惨殺して愉しそうに笑うベンジャミンの姿。止めようとした義兄の拳を受けても笑みを深めるばかりで、それをやめようとしなかった。この事件の露見に前後してベンジャミンは館を去り、実子の居なくなった家に留まることができず義兄も出奔することとなる。
以後、明らかに幼少期のベンジャミンに欲情していた男性など、「殺しても良さそうな相手」を誘き寄せては殺害するという退廃的な生活を送っていたが、ある時に謎のギター・ガイと出くわし、彼からギターを譲り受けたことで人生が一変する。
生き物の死に際の悲鳴を聞いて笑みを浮かべていたのは、それこそがベンジャミン=アオイドスの魂を揺さぶるものに近しかったからであり、そしてギターの音色こそが魂そのもの。それをかき鳴らした瞬間にしゃべることもなかった少年ベンジャミンは絶叫、この世に産声をあげた。
その後はゴミ溜めでくたばりかけていたジャスティンや、痛みを欲しがるマゾヒストのバレンティンとの出会いから残虐三兄弟を結成。傭兵としてもバンドとしても伝説を築くが、GIGの内容の向上のためにピアノとストリングスを用いた透き通ったバラードを提案したところ、激しさや暴力性に惚れ込んでいたジャスティンが激昂してベンジャミンを刺し、川に投げ落とした。
音楽性の違いからの(強制的な)脱退である。そして打ち上げられたベンジャミンは記憶を失い、ミュージシャン・アオイドスとしての新たな人生を歩み始め、偶然出会ったかつての義兄を、義兄と思い出さないままマネージャーに迎え入れ、そして現在に至る。
ジャスティンに完成を阻まれたバラードは、「the end of THE DOSS」の終盤で、過去の自分のパトスと抗いながら、アオイドスのキャラクターソング集の表題曲でもある「Unfinished Melody」として完成。その演奏を完遂してみせた後、彼は「ベンジャミン」としての過去である残虐三兄弟を包括し、「THE DOSSSS(ザ・ドッススィーズズ/ザ・ドッスィズ・ザ・セカンド・シーズン)」を結成。
THE DOSSの終わりを経て、過去と現在の伝説のミュージシャンがひとつとなり、新たな伝説が始まったのである。
性能
アオイドス(火SSR)
- 最終上限解放前
奥義 | Heavens On Fire | 火属性ダメージ(特大)/自分のテンションUPを2ターン延長 |
---|---|---|
1アビ | Judgment Night | 自分のテンションUP |
2アビ | Bloody Garden | 自分の連続攻撃確率UP/敵対心大幅UP |
3アビ | Legendary Warriors | 味方全体のテンションUP |
サポート | Killing Wing | 味方全体がそれぞれの「テンション」に応じて火属性追撃効果 |
LBアビリティ | 通常攻撃時に確率で自分のテンションUP(3T) |
「テンション」という独自の攻撃バフを付与する1アビ(自身に付与)・3アビ(パーティ全体に付与)と、連続攻撃確定になる2アビを用いてひたすら殴り続けるアタッカー。テンションはLv1~4までランダムで付与されるためややムラッ気があるが、最大のLv4であった場合は、連続攻撃の持続力と合わさり絶大な火力を叩き出す。
一方で、2アビには敵対心の大幅アップ効果があり、多段攻撃ともなると殆どのダメージを引き受ける。特に耐久力に秀でているわけでもないため、放っておくとすぐに戦闘不能になってしまうリスクも抱えている。敵対心大幅アップに関しては、最終上限解放される事によって削除されるので、あっさりと落とされてしまうリスクに関してはある程度解消されるといってもいい。
- 最終上限解放後
奥義 | Heavens On Misery | 火属性ダメージ(特大)/火属性キャラのテンションを2ターン延長 |
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1アビ | Judgment Night++ | 自分のテンションUP◆テンションに応じて自分のダメージ上限UP/テンションが4の時、テンションUPが味方全体化 |
2アビ | Bloody Garden++ | 自分の連続攻撃確率UP/テンションに応じて連続攻撃確率UPの性能上昇 |
3アビ | Legendary Warriors | 味方全体のテンションUP |
サポート1 | Killing Wing | 味方全体がそれぞれの「テンション」に応じて火属性追撃効果 |
サポート2 | Absolute Wall | 味方全体がそれぞれの「テンション」に応じて防御UP◆テンション4の時、強化効果消去を1回無効化(テンションは消去される) |
LBアビリティ | 通常攻撃時に確率で自分のテンションUP(3T) |
ベンジャミン(土SSRアナザーバージョン)
奥義
創呪擦罪 骨肉相噛(グラッジ・オブ・ザ・スケープドッグ) | 土属性ダメージ(特大)/呪詛之歌声が即時使用可能になる |
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アビリティ
呪詛之歌声(ヴォイスオブカース) | 味方全体のテンションUP/奥義ゲージUP ◆自分のテンションに応じて奥義ゲージUPの効果UP |
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血ノ雨(ブラッドレイン) | 敵に土属性ダメージ/スロウ効果 ◆自分のテンションが4の時、2回発動 |
怨嗟反響(ランカァエコー) | 自分が必ずトリプルアタック/ストレングス効果 ◆自分のテンションが4の時、効果が全体化 |
サポート
黒GIG | パーティの得意武器「楽器」のキャラの数に応じて以下の効果を順に得る(攻撃UP/奥義ゲージ上昇量UP/奥義性能UP) |
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惨! 惨! 惨! | ターン終了時、自分のテンションに応じて奥義ゲージUP(5%/最大20%) ◆テンションが4の時、ターゲットに関わらず3回土属性ダメージ |
リミットボーナス | 「アビリティ封印」に対する耐性UP※確率でRESISTする効果 |
過去のアオイドス、残虐三兄弟ベンジャミンがアナザーバージョンとして登場。
通常のアオイドスより攻撃的なアビリティのラインナップは言わずもがな。