概要
『ドラゴンクエストⅢ』のラスボス・ゾーマのパワーアップ形態……なのだが、初登場は『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 イルの冒険・ルカの旅立ち』。
この作品では『ドラゴンクエスト』~『ドラゴンクエストⅣ』までのラスボスがオリジナルの強化形態として登場しているという大胆なアレンジがなされているが、どういうわけかリメイクの『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』まで欠席。その『イルルカ』の目玉となる超Gサイズモンスターとして再登場した際、グラフィックが一新された。
ゾーマが闇のチカラを高めて本気を出した姿らしく、巨大な刃が柄まで伸び繋がっている奇妙な形状の鎌のような武器を持ち、雷の弦を張って竪琴のように奏でる事もある。分類は????系。
『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではクリア後のおまけストーリーで狭間の闇の王の遣いとして襲ってきて戦闘となる。
アスラゾーマ自体はモンスターズオリジナルの形態だが、本来はゾーマにも第2形態が構想されており、エビルスピリッツが弾け飛んだような、無数の悪意の集合体というフォルムであった。
耐性は即死系・補助系が全て完全耐性、攻撃系もデイン系が弱耐性以外はほぼ完璧。メタル化も十分可能だが、会心の一撃が性格補正以外で出ない種族となっている時点で物理全盛の環境では不遇。
一方『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では特性の多さに加えて非常に融通の利くモンスターとしてプレイヤーに愛用され、対戦でも人気であった。
『星のドラゴンクエスト』では全身がブルーの亜種で「水の厄災」というボスが登場。
また更にパワーアップした「ゴア・アスラゾーマ」という形態も登場しており、腕が4本で3つの顔という阿修羅のような出で立ちに(元々阿修羅≒アスラはインド神話における邪神とか悪魔の種族である)。竪琴のような得物は背後の円環になり、代わりに槍を持っている。
他にはまおうのつかい系にアスラ王という木像のようなやつがいるが、こっちはただの色違い。
関連タグ
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