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概要

第2部(アセム編)より登場するMS。

ジェノアスの後継機の一種だが、ガンダムAGE-1の基本フレームの設計をベースに開発されており、機体の各所にはガンダムと共通の意匠が見て取れる。

ジェノアス同様頭部にはバイザーを装備しているが、センサー系はツインアイが採用されており、「量産型ガンダム」という性格が強い。

武装はドッズライフルとビームサーベル、シールド。

ドッズライフルはAGE-1の物より照準性能が強化されており、AGE-1のような精密射撃モードはオミットされているが、基部はAGE-1の物と同型の為、銃身を着脱してビームガンとして使用可能。

また、シールドとサーベルはAGE-1と同タイプの物が採用されている。

また、AGEシステムこそ搭載されていないもののウェア換装システムは継承されており、スパロー・タイタスなどAGE-1用ウェアの他、肩にビームキャノンを装備した砲撃戦用ウェアなどを装備する事が可能。

それに加えバックパック換装機構も採用されており、Gバウンサーのバックパックなどを装備可能となっている。

装甲に関しても、ジェノアスⅡ同様AGE-1並に強化されており、ヴェイガン製MSのビームバルカン程度では致命傷を与える事が出来ない。

160年代にクランシェが配備された後でも、第一線で活躍。また民間や研究機関に払い下げられた機体も存在するらしい(この機体が過去の世界へタイムスリップし・・・)。

関連動画

バリエーション

アデル ディーヴァカラー

ディーヴァに配備されているアデル。

一般機は薄緑色を基調としたカラーリングが施されているが、ディーヴァ所属機はブルーを基調としたカラーリングで塗装され、胸部にナンバリングが施されているのが特徴。

なお、1番機がマックス・ハートウェイ機、2番機がアリーサ・ガンヘイル機。

マックス、アリーサがディーヴァから別隊へ転属になってからは一般機のカラーリングにリペイントされた。

アデルキャノン

砲撃戦用のキャノンウェアを装備したアデル。

両肩にミサイルポッドおよびドッズキャノンを装備し、火力支援機として用いられる。

また、ドッズキャノンは大型のエネルギーパックを採用しており、予備のパックを腰部アタッチメントに懸架している。

第3部でもロスト・ロウラン基地に配備された機体が登場している。

アデルスタークス

『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。

アデルにAGE-1用に作られたスタークスウェアを装備した機体。

ディーヴァから離れたアリーサとマックスを含む、3名の機体に試験的に装備され、建築途中のコロニーを狙ったゼダスへの迎撃に出動した。

アデルマークⅡ

アデルをベースに開発された後継機。

陸戦仕様と宇宙戦仕様の二種が存在し、陸戦仕様は脚部にローラーが搭載されており、陸上での高速移動を実現している。

宇宙戦仕様は脚部ローラーの代わりにバーニア・スラスターが搭載され、機動力が向上している。

また、ドッズライフルはジャングルなどでの取り回しを考慮してか銃身が短いショートバレルタイプに換装されている。

またウェア換装システムも残っており、キャノンウェアを装備した機体が存在する。また小説版には重砲撃型や狙撃型などのバリエーションが存在する。

尚、Gバウンサーとこの機体のパーツが長く運用されているAGE-1の整備に使われている。

アデルスパロー偵察型

小説版の第二部に登場するバリエーションの一つ。 スパローウェアに換装した本機の各部にカメラやセンサーを取り付けた強行偵察型で、作中では第501飛行隊に所属しているサーシャ・ヴレーモレナ中尉とキム少尉が搭乗している。ノートラムに向かうヴェイガンの要塞ダウネスの姿をキャッチし、迫撃を振り切って無事に本部に情報を伝える大活躍をみせた。

立体物

AGシリーズ、HGGAシリーズ、GBシリーズにそれぞれラインナップ。

HGGAは、ディーヴァ所属機仕様も販売されており「ナンバリングステッカー」が付属している他

主兵装のドッズライフルは腰にマウントすることができる。(ベースとなったAGE-1はバレルのギミックの関係上できなかった)

更に劇中同様、タイタスウェアやスパローウェアへの換装が可能となっている。

換装モデルの一つであるアデルキャノン、グレードアップ機であるアデルMk-Ⅱは立体化されていない。頑張って自作してみよう。

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