概要
『A.O.Z Re-Boot』に登場。
型式番号RMS-117。
高機動型ガルバルディβで強化された拡張性を利用し開発された強化案。別名「ガルバルディγ」。
頭頂部の信号弾発射機は取り払われ、代わりにジム・クゥエルのようにロッドアンテナと連邦系MSによく見られる鶏冠状のセンサーが配された。
マルチ・コネクター・ポッドの両脇にヘイズル2号機の「トライ・ブースター・ユニット」を構成する可動式ユニバーサル・スラスター・ポッドを接続し、下半身にも膝や下腿部、踵にスラスターを増設し推力の更なる向上が図られている。
フロントスカートも大型化しているが、ここは本機を喪失し代わりに運用試験を請け負うことになったガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]においてはサブ・アーム・ユニットとなっていることから同様の装備であると推測できる。
グリプス戦役においては先述の脱走事件があり実機は確認されていないが設計データだけは残っていたようで、ティターンズ敗戦時のジャミトフ直属部隊「ブラックヘアーズ」の火星への逃亡時に火星へ落ち延びたジオン残党軍「レジオン」にそのデータも渡り、赤い塗装を施された本機が火星で少数生産されている。