アプリチェンジャー
あぷりちぇんじゃー
システム音声：山口勝平
トッキュウ6号の変身アイテムである、スマホ型のツール。2024年現在、スーパー戦隊シリーズにおいてスマートフォンをモチーフとした唯一の変身アイテムでもある。
変身以外にもレインボーパス、通信、それに烈車の呼び出しといった機能に対応した、複数のアプリが備わっている。このうち変身と烈車呼び出しについては、アプリをタッチした後に本体背面をスライドさせ（オープンモード）、隠れていたレール型のリーダーに対応するトッキュウレッシャーをリードすることで、その効果を発動させるようになっている。
アプリチェンジャーは、闇の皇帝への対抗手段としてレインボーラインの上層部が新たに開発したものであり、当初は車掌に託されていたが、ライトの判断によって虹野明の手に渡り、以降は基本的に彼が所有している。
とはいえ、この手の変身ツールによく見られる認証機能的なものは備わっていないようで、作中でも車掌が所持していた際に、チケットが6号に変身したことがある他、物語終盤では乱戦の中で一時的にゼットが使用・変身に及んでいる。
変身
画面左側の最上段にある「変身アプリ」をタッチし、オープンモードでビルドレッシャーをリードすることによりスーツとマスクが実体化、トッキュウ6号への変身を完了する。変身時のアナウンス音声はトッキュウチェンジャーのそれに準じたものとなっている。
烈車呼び出し
烈車呼び出し用のアプリをタッチし、対応するトッキュウレッシャーをオープンモードでリードすることにより、烈車を呼び出すことができる。アプリはビルドレッシャー用（画面左側の上から2段目）、ドリルレッシャー用（画面左側の上から3段目）の2種類が存在し、アナウンスはそれぞれ下記の通り異なるものとなっている。
- 「烈車がー参りまーす！ 安全第一でー運行ーいたしまーす！」（ビルドレッシャー用）
- 「烈車がー参りまーす！ 揺れますのでー吊り革にお掴まりくださーい！」（ドリルレッシャー用）
オープンモードは駅のプラットホームがモチーフとされており、スマートフォンのホーム画面ともかけたものとなっている。
玩具は「変身スマホ アプリチェンジャー」として2014年6月に発売。本体の他に変身遊び専用のビルドレッシャーが付属し、トッキュウチェンジャーなど別売り商品との連動も備えている。他方でアプリチェンジャーにはトッキュウレッシャーの個別認識機能は備わっておらず、モードの切替はホーム画面のボタン操作に依拠したものとなっている。
TVシリーズの後日談に当たるOV『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』では、同作に登場するトッキュウ7号の変身アイテムとして、専用のアプリチェンジャーが登場。本体裏面のカラーリングが紫とされている点を除けば、外観は概ね6号用のアプリチェンジャーに準じたものとなっている。
