概要
『ONE PIECE』に登場するキノコ。濃い赤に白い斑点が特徴。
いかにも怪しい見た目だが万病に効く薬。
作中では恩師であるヒルルクが不治の病に苦しんでいるのを知ったチョッパーが彼の為に命がけでとってきた。味は非常に不味いらしいが良薬口に苦しということであろう。
関連タグ
ワライダケ:原作に登場したキノコ。その名の通り食べると笑いが止まらなくなる。
ネズキノコ:映画『ONE PIECE FILM RED』に登場したキノコ。
アミウダケのスープを飲んだヒルルクは、国に起こってる一大事を解決するため悪友であるDr.くれはに自身の研究を完成させてほしい事とそしてチョッパーの師になってほしいと頼み込み、どこか急いだ様子でワポル城へと向かっていった。
しかし、自身に全てを託した態度に「諦めるなんてお前らしくないじゃないか」と感じたくれははヒルルクの家に赴き、そこで初めてヒルルクがアミウダケを食したことを知ると突如怒ってチョッパーを殴り飛ばし、涙を流しながら話した。
「このバカトナカイッ!!!」
「そのキノコはね…トナカイ!!!……」
「猛毒だよ!!!!」
実はアミウダケは万能薬などではなく、口にしたら一時間(アニメでは半日)以内には死んでしまうほどの猛毒キノコであった。
ヒルルクは治ってなどおらず、寧ろくれはの手によって延ばされていた寿命を縮めるだけの結果に終わってしまった。
チョッパーは以前ヒルルクから「ドクロマーク(海賊旗)は不可能をものともしない信念の象徴」と聞かされていたため毒の印であるドクロマークを万能薬のマークと勘違いしてしまった。
ヒルルクも当然アミウダケの正体は知っていたが、自分のために命を懸けてくれたチョッパーの優しさに応えて敢えて飲み干したのだった。
その後国王ワポルの策略に嵌って殺されそうになったヒルルクは、チョッパーのくれたキノコで死ぬわけにはいかないと自ら爆薬を煽って自爆。
自分のせいで恩師を早死にさせてしまうという大きなミスをしてしまったチョッパーは一流の医者であるくれはに恥も外聞も捨てて弟子入りし、自分が万能薬=なんでも治せる医者になるために修行に励んでいく。
余談
嘗て現実世界においても、ジャンプショップやアニメイトにおいて『アミウダケのスープ』と題した商品が販売された事が有る。当然ながら毒は入っておらず、味は普通のコンソメスープであるとのこと。
関連タグ2
カエンタケ:現実世界における最凶の猛毒キノコ
ネズキノコ:上述した通り、映画『ONE PIECE FILM RED』に登場した…猛毒キノコ