1998年10月7日~12月2日放送、全7夜。
ミスターの長年の夢であった、オーロラを見に行くという企画。でもそれは建前で藤村Dが夏のアラスカに行きたかっただけとのこと。
例によって大泉洋は「海外へ行く」としか知らされておらず、決め打ちでアカプルコへの長期滞在を想定した格好(海パン一丁)に黒いマントを羽織った(D陣が視聴者に隠すために着せた)状態で新千歳空港へ向かう車に乗り込んだが、その予想は案の定大外れであった。
キャンピングカーをレンタルし、アラスカ州の州都アンカレッジからマッキンリーを有するデナリ国立公園や、後にカヌーで下ることになるユーコン川を超えて北極圏にあるオーロラが出現する人口12人(当時)の町「コールドフット」を目指す。初日は全く無関係な観光を楽しんだ。氷河が崩れる瞬間をカメラがうまく撮れなかったためモニターに映る資料映像を撮ろうとした。これが結末への伏線となる。
以降は少しずつ北上するも残り日数がわずかしかないのに全然進まず、しかも途中から悪路になりキャンピングカーで行けないことが判明した。ドライバーと通訳を雇い車を乗り換えた。
しかし天候に恵まれず、1時間ごとに交替でチェックするも天気が悪くオーロラは結局見られなかった。なお1998年から2000年頃は太陽の活動が活発でオーロラが頻繁に観測されていることが後に発覚しており、ただミスターのダメ人間っぷりが発揮されただけではないのかと推定される。
このとき大泉が暇つぶしでトランプを自作し、ジョーカーとして描いた藤村Dの絵が後によく使われるようになった。