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1999年10月6日から12月8日まで放送された企画。放送時のサブタイトルは『美しき国々の人間破壊』。

ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」において回ることが出来なかった北欧を中心に巡る企画。テーマは「メルヘン」。

フランスパリからドイツデンマーク経由でスカンジナビア半島へ上陸後、スウェーデンを経由してフィヨルドを見るがために延々とノルウェーを北上、アラスカロケ以来1年ぶりの北極圏再突入を果たし、最終目的地であるフィンランドヘルシンキを目指した。最終夜でこの番組の最高視聴率18.6%を記録したことがサイコロ6放送決定に繋がる。


フランス~デンマーク間はメルセデス・ベンツ・2代目Eクラス、スカンジナビア半島ではボルボ・初代S80といわゆる「高級セダン」が使用された。(欧州ではMT車が主流で、AT車のレンタカーがほとんど小型車しかなかったため)

主なエピソード編集

ドイツテント事件編集

詳細はここをキャンプ地とするを参照。

フィヨルドの恋人編集

詳細はフィヨルドの恋人を参照。

大泉さん崩壊編集

スカンジナビア半島上陸後、フィヨルド見たさにナルヴィク経由ルートを選択した結果、どうでしょう班はほぼ走り詰めの旅程を強いられた。ナルヴィクからロヴァニエミに移動中、車内で『The ABBA Generation』の『Gimme! Gimme! Gimme!』が流れ出した途端、大泉がいきなり膝を叩き、大声でメチャクチャな歌詞を歌い始め、さらに「できるもんであれば今ここでグルングルン回りてぇ」などと意味不明な発言を連発。本企画の予告編で車から身を乗り出した大泉が雨の中で「母さ~ん、僕は今、北極圏にいまぁ~す!」と絶叫するシーンは、この直後のものである。

原因はほぼ走りっぱなしの無茶な走行スケジュールと、あまりにも退屈過ぎる変化に乏しい美しい景色群に、張り詰め過ぎた緊張の糸がはじけ飛んでしまったためとされている。


なお、本編ではカットされDVDに特典映像として収録されている一場面では、直前のナルヴィクでヒゲが盛大に道に迷った上にそれをバレバレにも拘わらず黙っていて、挙句の果てに勢いで誤魔化そうとしたりミスターの助け舟を編集でカットして自分の直感で正しい道に戻ってきたことにしようとしたり(これらに関しては全て大泉に前もって看破されていた)していた。

最終的に大泉に「俺の横に来い。一緒にダメになるぞ。」と説教を頂戴することになったが、この一件も後で大泉が壊れる原因の一つとなったと字幕で述懐している。

ミスター、道を間違える編集

パリを出発した9月11日、ザールブリュッケン経由でドイツ入りするはずが運転していたミスターが道を間違えた(A6との分岐点を見落としてしまいそのままA4で南下してしまった)ため、ストラスブール経由となってしまった。藤村曰く「100km損した。」

尤も、藤村もそろそろ分岐点があるのではないかということは一言も言っていなかった。


関連タグ編集

ヨーロッパ21ヵ国完全制覇 - 前作。

ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 - 本企画の続編で、本企画で回れなかったバチカン市国、サン・マリノ、ポルトガルを巡る。

21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇 - 本企画の続編の続編で、上記の企画でも回れなかったアイルランドを巡る。

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