概要
Allan Holdsworth(1946年8月6日~2017年4月16日)
アタック音のないレガートを多用するテクニカルなギタリストで、これは貧乏でなければサックス・プレイヤーになりたかったためである。
長身で手が大きく、ギターでピアノの和音を押さえることができた(父親はピアニスト)。
エドワード・ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法は、ホールズワースのコピーができず、苦し紛れに生まれた奏法であった。
来歴
1946年8月6日、ウェスト・ヨークシャー(イングランド)で誕生。
1969年に、イギンボトムのギタリストとしてデビュー(リード・ボーカルも担当している)。
その後は「イアン・カーズ・ニュークリアス」、「テンペスト」、「ソフト・マシーン」、「ニュー・トニー・ウィリアムス・ライフタイム」、「ゴング」などといったプログレッシブ・ロック、ジャズ・ロックのバンドを渡り歩いて名声を高めた。
「ブルーフォード」脱退後はレコード会社と契約できない時期が続いたが、1982年に自主制作アルバム『I.O.U.』を発表。
1983年、ホールズワースをリスペクトするエドワード・ヴァン・ヘイレンの助力でワーナー・ブラザースと契約し、ソロ・アルバム『ロード・ゲームス』を発表。しかし、メジャーでは自分の好き勝手に制作できない事を思い知り、その後は小規模なレーベルを渡り歩いた。
2017年4月16日、死去(70歳)。