概要
アメリカ北東部のコネチカット州やマサチューセッツ州にあるジュラ紀前期の地層から発見された古竜脚類で、属名は「トカゲに近い者」を意味する。
古竜脚類としては小型の部類で、全長2m・体重20~30kg程度だったとされている。ただし一部の研究者には、同じ地域に共存した古竜脚類・アンモサウルスと同属だったとも考えており、周辺から見つかっている足跡化石などからも推測すると、全長は4~6mに達したかもしれない。
プラテオサウルスに比べると歯が大きめで顎が頑丈なつくりだったらしく、より硬い植物を食べることが出来たと思われる。一説には、小さな爬虫類なども食べる雑食だった可能性もある。
時期的に考えると、ディロフォサウルスと共存していたことになり、彼らの獲物となっていた可能性がある。『恐竜再生』ではこの仮説に基づいてディロフォサウルスに捕食される姿が描かれている。