概要
実写映画版バイオハザードシリーズにおけるゾンビの名称。
T-ウイルスに感染した元人間などといった設定こそ原作のゲーム本編と共通しているものの、映画独自の設定も追加されている。
種類
アンデッド
上述の通り、原作を準拠しているものの、表現規制の都合上ゲーム本編には出せないゾンビも登場している。
劇中ではアンデッド化を防ぐ抗ウイルス剤も登場しているが、投与したとしても感染してから長い時間が経った場合は高確率でアンデッド化してしまう。
ちなみに主人公アリス・アバーナシーやアルバート・ウェスカー、アンジェラ・アシュフォードのようにT-ウイルスに感染してもアンデッド化する事なく超人になったり難病を克服できたりする適合者も存在しているが、完全に適合できたのはアリスのみで彼女以外は定期的に何らかの処置を施さなければアンデッドとなってしまう。
- アンブレラの職員
1作目で登場。
アンブレラ研究所内である人物が流出させたT-ウイルスでほとんどの職員がアンデッドとなった。
- ラクーン市民
2作目で登場。
アンブレラ研究所からラクーンシティへと流出したT-ウイルスでアンデッド化した人々。
ちなみにストリッパーらしき半裸(トップレス)の女性や小学校の児童達もアンデッドとなっていた。
終盤ではゲーム本編と同様にミサイルによる滅菌作戦でラクーンシティごと焼き払われたものの、3作目では滅菌作戦もむなしくT-ウイルスが世界規模で流出して世界中の人々もアンデッド化してしまった。
スーパーアンデッド
3作目で登場した派生種。
アリスの血液で強化したアンデッド。
通常のアンデッドと比べると動きが速く、ある程度知能が上がっている。
更にはウイルスの感染力も上がっており、噛まれたらほぼ助からない。
ちなみに生みの親であるサミュエル・アイザックス博士もスーパーアンデッドに噛まれたが、悪あがきと言わんばかりに抗ウイルス剤を大量に投与した結果、治るどころか肉体が変異してタイラントへと変貌してしまった。
マジニ・アンデッド
4作目で登場した新種のアンデッド。
その名の通り、ゲーム本編におけるマジニに似た花弁状の器官を口から露出させるアンデッドであるが、プラーガではなく突然変異で生まれた個体である等、どちらかと言えばクリムゾン・ヘッドやペイルヘッドに近い。
プラーガ・アンデッド
5作目で登場した派生種。
その名の通り、プラーガを投与して高い知能を得たアンデッドで人間と同じように銃器や乗り物が使える等、ゲーム本編のガナードやマジニに相当する個体と言える。