アンネローゼ・レッドラム
あんねろーぜれっどらむ
ノブ氏のオリジナルキャラクターの一人であり2012年2月1日現在ノブ氏のオリジナルキャラクターのイラストの中では2位のイラスト数を誇る(1位はクロエ・フルラージュ)。相性はロゼ。
ノブ氏の設定にも書かれている通りクロエ・フルラージュと仲が良くイラストでも一緒に描かれる事が多い(一緒に描かれているイラストにはロエロゼのタグが付けられる)。
ノブ氏自らも宣言しているとおりドSであるためイラストではクロエ・フルラージュをいじめているものも散見される。
またノブ氏がおねロリに目覚めた切っ掛けのキャラの一人である。
高いクロス能力を備え、同調式フォルムクロスをメインに多彩な戦闘スタイルを誇る天才トランサー。ドイツのとある名家の令嬢……とかなんとか言われているが、真偽は定かではない。11歳。
お人形さんのように端整な容姿を持ち、いつもにこにこと愛くるしい笑顔を浮かべている。口数が少なく、どんなにいじられてもいやな顔一つせず常に微笑んでいるので、実のところ何を考えているかわからない。ある意味究極のポーカーフェイスとも言える。
『ロゼ』の愛称を持つが、クロエ以外の者にこの名で呼ばれると途端にブチキレる。彼女以外の者からは『アンネ』と呼ばれたいらしい。
自己判断力に欠け、クロエに言われるがまま戦闘と破壊行為を繰り返すことから、他のミハメンツからは『クロエのお人形』とも呼ばれている。指示された内容によってはペアであるキパパを道具のように扱う事も厭わないが、自分が何をさせられ、それがどういった結果を齎しているのかまではいまいち理解できていないようだ。
一人では何も出来ず、何をするのにもいちいちクロエの許可を得る。
口癖は『ロエが「いい」って言うならいいわ』。アンネローゼがクロエに異常なまでに依存するのには訳があるらしいのだが、何度聞いても教えてくれない。二人だけの秘密。
ゴシックロリータの衣装はアンネローゼの趣味ではなく、クロエが彼女に(半ば強引に)着せているもの。本当はもっと露出してみたい。ちなみに100%クロエのお手製である。
ポケットナイフを数本所持。どこに隠し持ってるのかは不明だが、唐突に刃を向けるため少し……というかかなり危ない。実はドS。
よくジェドと仲良く戯れている姿を目撃される。
彼女が現在のように表に出る機会を得られた経緯はクロエとほぼ同様なので、こちらでは割愛しつつ……。
アンネローゼは一枚のイラストとして描かれる事が多く、またクロエに比べると本編設定の大部分をそのまま表現しているように思います。ひたすらクロエさんに愛でられていたり、ニコニコ笑顔なカットであったり、恐らくはクロエさんの着せ替え人形としてコスプレされたのだろうものであったりと、多方面ではありますが大方作中キャラとしてのイメージから引っ張ってるものがほとんどのような気がしています。
違うといえばやはり性描写を含むイラストにおける設定でしょうか。実は誰にでも股を開くロリビッチであるというとんでもない裏設定の持ち主なのですが、外部ではこちらの方を強くプッシュしていまして、看板娘としてのアンネローゼはロリビッチである事を前提にしています。性的なイラストですと本編設定よりそっちのイメージで表現する事が多いので、ノーマルなものとそうでないものとのギャップにびっくりさせてしまうのではないかな、とも思ったり、思わなかったり……。
結構和やかにラブラブしてるイラストが多いのですが、実はアンネローゼは幼い頃から長年クロエによる虐待を受け続けていまして、その結果「抵抗するとぶたれる→とりあえず好きにさせておけば無意味に殴られずに済む」という考えに至ったという過去を持っています。大人に対する一種の「自衛行為」から来るものだったりするので、ロリビッチと言えど、ホントのところは彼女自身がそう言った行為を好んでいるわけではないのでした。
表面的な関係を保つための手段として割り切っているので、正直なところ行為自体に関してはあまり知識もありません。初めのうちは何をされてるのかもわかっていなかったんじゃないかと思います。
アンネローゼは暴力を酷く嫌います。本心のところ、自身に対しても他者に対してもです。それでも自分がそんな理不尽に晒されないためならば、他者に対する暴力行為も厭いません。クロエの言う事に従順なのは、単純に彼女に根本的なところで恐怖心を抱いているからです。洗脳させられている、といった方が近いでしょうか。彼女が命ずるなら犯罪行為にも平気で至ります。
それでもアンネローゼを救い上げたのはクロエであり、彼女の生活基盤がクロエにあり、また如何に虐げられようと唯一愛情を持って接してくれた人物がクロエである以上、アンネローゼにとって彼女が特別な存在である事に変わりはなく、「クロエとは少なくとも表面的に仲良くしておかなければならない」という認識から、次第に純粋に人として興味を抱き始めるようになります。
「殺したいほど憎いけれど彼女以上に好きになれる人は他にいない」、そんな矛盾を内包した少女がアンネローゼという人物です。
また「自身が被害に合わない為に他者に対し加害者となる」、その様な理不尽な暴力の連鎖を断ち切る事が、アンネローゼがミハメンツとして活動するそもそもの大元であったりします。
アンネローゼ自身は「クロエが自分に対して常に加害者であるのは、彼女も自分と同様少女時代に被害者であったからではないのか」という憶測を持っており、そういった世代を超えた連鎖を消すためにも、世界から暴力そのものをなくす事が最終的な彼女の目標となっているようです。
それ以前に何故彼女が家族から引き離されブラックな反社会に沈んでしまったのかという点についても、いずれ何かしらで表現していけたらなと思っています(*´U`*)
……ロエ嬢同様、話し出したらキリがないですね……(汗)。