概要
CV:福島潤
【イケロス・ファミリア】主神。
紺色の髪と瞳、褐色肌に黒を基調としたジャージに似た衣装を纏い、卑屈な目と軽薄な笑みを浮かべている男神。
神物像
完全な娯楽優先の神物で、物事を面白いか面白くないかで判断しているため、自身のファミリアが犯罪者集団と化していても止める気が全く無い。その所為で一時『ギルド』から『闇派閥(イヴィルス)』の疑いを掛けられるが、眷族の『闇派閥』への関与はあったものの彼自身は邪神と名乗ってはおらず、寝床にしている『クノッソス』で彼らとすれ違う程度しか接点はない(向こうもイケロスは無視している)。
更にディックスら自分の眷族からの尊敬は皆無で、それどころか顎でこき使われる事さえあるが、それすらも自身が楽しむために受け入れている。
作中の動向
ディックスの頼みで『異端児(ゼノス)』のウィーネを見つけるためにベル・クラネルに接触を図り、情報を探ろうとしたがヘルメスに横やりを入れられる。
その後ヘルメスに、クノッソスを始めとした、ファミリアの情報をヘルメスに話す。その後、『異端児』がダイダロス通りの進出した際にガレスに拿捕される。
外伝10巻ではロキとフィンの尋問で、『闇派閥』との協力関係にあったことを自白するが、イケロスは『都市の破壊者(エニュオ)』の計画に関与していないことを話し、尋問を終えた後は『ギルド』に身柄を引き渡される。『異端児』の事件の後、眷族たちが犯した悪行を咎められてオラリオを永久追放処分となった(見せしめのため天界への送還はされなかった)。見送り人であるガネーシャとの別れの会話においても全く後悔を見せておらず、むしろ『異端児』やクノッソスを巡って今後のオラリオが大きく揺れ動くであろうことに喜びを隠さず、その混乱が見れないことを残念に思いながら去っていった。
余談
劇中では特に顔合わせがなかったが、ヘスティアを始めとしたオリュンポスの神々と同郷。
名称の元ネタは、ギリシャ神話に登場する夢を司る神達であるオネイロイの一柱・ポベートールの別名から。