人物像
人類に敵対している「霧の艦隊」と呼ばれる第二次世界大戦時代の艦の形状を模した艦艇群の中の一隻。艦の形状は、旧日本海軍の伊勢型戦艦一番艦の伊勢を模している。
単にイセと呼称する場合は戦艦イセのメンタルモデルを指す場合が多い。
初登場はついに自らイ401を沈めようとするコンゴウについて行こうとするヒエイがコンゴウに「巡航艦隊の指揮は誰が執る?」と問われた際に名を出した時に登場。
この時は船影とメンタルモデルが1コマずつの出番でセリフはなく、ただ頭の大きな鈴がカロンと鳴っただけだった。
その後出番はまったくなかったものの、旗艦装備で彼女を召喚したいコンゴウが連絡を入れたことで2年半ほど経ってカロンカロンという鈴の音とともに再登場(この時、なぜかチョコを食べていた)。
メインイラストと違い肩の露出がなくなる、髪の色が妹のヒュウガと同じになり(ただしアニメ最終回のエンドカードのカラーを見る限りもともと同じ)そしてなぜか頭の鈴が大きくなっている等変化していた。
立場的には部下とは言え同格である自分に気を使うコンゴウに「お気遣い感謝するわ」と述べる。
そして、コンゴウとの通信が切れた後のセリフに読者は戦慄した。
以下、コンゴウとの通信が終了して以降のセリフ。
ヒュウガちゃん、元気かしら
あの子は出来る子だと思ったから艦隊旗艦を譲ったのに、お姉ちゃんの愛をどうしてわかってくれないのかしら
わかってくれないのなら…もっと愛を注ぐしかないかな(ハート)
イオナに対する愛が暴走しがちだがその姿がコミカルな妹とは違いチョコを食べながら臆面もなく静かに真面目に上記のセリフをしれっと語る彼女に読者の大半がヤンデレめいたものを感じ恐怖した。(一応このセリフによりなぜ一番艦のイセではなく二番艦のヒュウガが東洋方面第2巡航艦隊の旗艦を務めていたのかが判明したが)
このチョコはナノマテリアル製らしくコアのみの転送されたあとも食べている。また普段はイセのイデアクレストが浮かんでいるのだが、イオナのイデアクレストが浮かんでいる時があった。ちなみにそのチョコを食べた時は表情こそ普通だったがイデアクレストが縦に真っ二つに割れるように食べており、下記の通り鈴の音が「ガロン」だったため彼女に対する相当な敵意をもって噛んだことは想像に難くない。
コンゴウによって召喚されるとコンゴウが群像の乗るオプション艦を狙う代わりにヒュウガが乗っていると思っている401を狙って行動する。
群像がヒュウガの造った新型超重力でナチを撃った際には余波で完全に転覆していた。が、スラスターを使ってすぐに回転して起き上がった。その時すぐに戻ったがなぜか水着に変わっていた。
余談だが雑誌掲載時には水着には変化しておらず、またスラスターを使ってローリングして艦体の転覆を回避していた。
新型超重力砲の威力に「あんなものを組み上げるなんて…お姉ちゃんも負けてられないかも」と頬を赤らめて(鈴の音もきゃろんきゃろん)語っていた。
ちなみに頭の鈴は彼女の感情によって変化するらしく、普段は「カロン」だがなにかに威嚇または敵意を向けるなどの時は「ガロン」。ヒュウガの作った新型超重力砲の威力に萌えているなどの時は「きゃろん」と変化する。
また当たり前といえば当たり前だが、当ヒュウガからはかなりの苦手意識をもたれている模様。