概要
デュエチューブ内のDM23-EX2『天下無双!!デュエキングDreaM 2024』新カード紹介にて突如公開された謎のクリーチャー。DM23-RP3の《ヨビニオン・トーテム》と並ぶ、久々登場の新規ミステリー・トーテムにして、謎の新種族ツォルキンの1枚。
マイナー種族かつ潜在能力の高い効果持ちと、《DARK_MATERIAL_COMPLEX》を彷彿とさせる1枚。
《COMPLEX》や《クリス=タブラ=ラーサ》と同様に、種族の既存の命名ルールを無視したカード名を持ち、異彩を放っている。
公式から『Duel_Masters_LOST』第2章に深く関わっている事が明かされている。
名前の「イミッシュ」はマヤ文明の暦「ツォルキン」の1番目の日を指し、「イツァヤナ」はメキシコ等で見られる女性名。
最近では珍しいマヤ系のクリーチャーで、既存のクリーチャーと比較してもかなり異質。
「マヤ」と言えば、生け贄の心臓を祭壇に捧げるイメージが強い。
そして『LOST』第2章では、心臓が消失する怪事件が頻発しており………………
効果
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 自然文明(5) |
カードタイプ | 進化クリーチャー |
種族 | ミステリー・トーテム/ツォルキン |
パワー | 12000 |
能力 | 進化:自然のクリーチャー1体の上に置く。 |
T・ブレイカー | |
このクリーチャーが出た時、自分の山札をシャッフルする。その後、山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化でないクリーチャーなら出す。そうでなければ、マナゾーンに置く。 | |
このクリーチャーが攻撃する時、自分のミステリー・トーテム・クリーチャー1体につき、そのクリーチャーが出た時にトリガーする能力を1つ使ってもよい。 |
特殊能力は2つ。
1つ目は《ミステリー・キューブ》の様な踏み倒し効果。
非進化の制限により、同名カードを連発しての展開は不可能。
それでもコスト5、パワー12000で高打点とシンプルに強く、そこに踏み倒しが加わるので強力。
《進化の化身》でサーチでき、更に《超幻影ワラシベイベー》とのシナジーが話題となった。
《ワラシベイベー》の侵略元にしつつ、《ワラシベイベー》でマナと場を入れ替えミステリー・トーテムを踏み倒せるので、2枚目の《イミッシュ・イツァヤナ》を出せる。
《天災デドダム》等のマナブースト持ちコスト3クリーチャーから繋がるので、早出しする手段が多い点も優秀。
そして第2効果。
攻撃時にミステリー・トーテムの登場時効果を誘発させる。
ミステリー・トーテム自体がマイナー種族故に実用的なcip持ちカードが少なく、サポート効果もそこまで多くないが、このクリーチャーの効果を選択するだけでも一気に2回の踏み倒しが可能となる。
進化条件が緩い為、《王来英雄モモキングRX》からの進化先としても使える。
見た目通り不気味で底が知れないクリーチャーである。
背景ストーリー
初登場であるDM23-EX2自体が明確な背景ストーリーの存在しない特殊弾であるため、超獣世界においてどのような動向を取っていたのかは不明な点が多い。
淡々と時を刻み続けるだけの謎の存在であり、彼らツォルキンが時を刻み切った時、世界は狂気に包まれると言う言い伝えだけが語られている。
その他
DM23-EX2発売直後の2024年10月26日に開催された全国大会『DMGP2024-2nd-Day1』にてこのカードを使った【緑単イツァヤナ】がベスト32入賞の結果を残す。
下記の動画はベスト32入賞者の午後茶花伝氏本人による解説動画。
関連動画
関連タグ
DARK_MATERIAL_COMPLEX ミステリー・キューブ
以下ネタバレ
第2章で起きた、集団心臓消失事件の黒幕。
クリスタルカードを集めるべく、人々から心臓を狩り取り暗躍する葉山メグルが信奉する存在。
南米で崇拝された、生贄を求める神そのものとして扱われ、古代神とも称される。
3つの顔と6つの眼を有し、その眼で現在・過去・未来を見通したとされ、ジャシン帝いわく、心臓を取られ抜け殻となった人間を操れるらしい。