世界樹の光を利用して、孤高の願はフィオナの森の古木に魂を吹き込んだ。
六王戦争に鑑みて、ミステリー・トーテム達は進化の力の偉大さを、恐ろしさを伝承し続けてきた。
概要
名前のルールは「~の化身」で、「~・トーテム」と読む。多種族の場合の冠詞は「霊樹」。侵略者との複合の場合は「幻影~」となり、進化クリーチャーは「超幻影〜」になる。
北アメリカ先住民の彫刻である「トーテムポール」をベースにしたデザインだが、どちらかというとバリヒンドゥー教のモチーフを強く感じさせるものの方が多い。
全体としては4〜6コストの中量級に集中している種族。特殊能力に偏重したクリーチャーが多いのが特徴。反面、自然文明に顕著な低コスト高パワーのクリーチャーは、条件付きの自己パンプアップ持ちを除けばほぼ皆無。
2体のみ存在する進化クリーチャーの一角に、トリガー無効化T・ブレイカーの《闘匠メサイヤ》を擁する。個々に協力し合うカードや種族サポートも多く、種族デッキも作れなくはない。
背景ストーリー
フィオナの森の古木から作られた像に魂が吹き込まれて動き出したクリーチャー。制作者は《孤高の願》などのフィオナの森の住人たちらしい。
使い魔のような存在であるのと同時に、呪物としての役割も持っているようで、闘魂編では《幻想妖精カチュア》を教主とする『竜舞教団』によって古に封印されたドラゴンを復活させる儀式にも用いられた。
革命編
《超幻影ワラシベイベー》率いる『幻影』の侵略者として暗躍。
『獣軍隊』の侵略者が闇の国で全滅したころ、『壁の雪山』に禁じられた力が眠っていることを突き止め、『壁の雪山』で踊っていた。
さながら、かつて竜舞教団によってドラゴン復活の舞を踊らされていた時のように────。
活躍
デュエル・マスターズVSR
デュエマーランド地下帝国に落とされた切札勝太が出会った謎の男・ワラマキが《超幻影ワラシベイベー》と《幻影ドン・サボテ》を切り札にしたワンショットキル型の自然文明デッキを使用。
Duel Masters LOST~月下の死神~
とある人物が信奉する対象および、作中で頻発していた怪事件の黒幕として《イミッシュ・イツァヤナ》が登場。『LOST』作中世界の南米で崇拝されていた古代の神と言われている。
イツァヤナの信奉者によって攫われたニイカの救出に乗り込んできたウィンの心臓を求める。