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歴史

18世紀の英国において、グレイハウンドを使ったウサギ狩りで獲物の位置を教える役目だった犬に、スペイン王位継承戦争(1701~14年)でもたらされたスパニッシュ・ポインターを交配してポインティングの能力を向上させ、銃を使った鳥猟に使用していたが、重厚な体格の獰猛な犬で扱い難かった。

これにセッター種などを交配し、友好的な性質と軽快な運動性を獲得。19世紀には現在のイングリッシュポインターが犬種として確立した。

1859年ニューカッスル(イギリス)で開催された世界初のドッグ・ショーには、イングリッシュポインターとイングリッシュ・セッターの2犬種が出展された。

外見

筋肉質で贅肉がなく、全体的にすっきりした流線型の体型。

ストップがはっきりし、後頭部の突出が目立ち、マズルは四角く鼻腔が広く開いている。

目の色はヘーゼルかブラウン。

耳は薄く、高い位置に付き、中くらいの長さの垂れ耳。

唇は十分に発達し、柔らかい。

尻尾は中くらいの長さで背中の高さに保持される。

被毛は短く密集し、毛色は通常白が優性でレモン・オレンジ・レバー・ブラックの斑。セルフカラー(単色)及びトライカラー(3色)も認められる。

体高:58~71cm

体重:20~34kg

一般的な性質

活発であるが、人に対してはあまり攻撃ではないとされる。

空気中に漂う臭いを敏感に感じ取る臭覚と、猟場を何時間も走り回れる脚力を持つ。

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イングリッシュポインター
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