ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

インド人を右に

はんどるのじがつぶれていんどじんに

くお〜!! ぶつかる〜!! ここでアクセル全開、インド人を右に!
目次 [非表示]

概要

誤植に定評のあったゲーム雑誌として知られるゲーメストがやらかした中でも、最も有名なものの一つ。


セガレーシングゲームスカッドレース』の攻略記事中「“ハンドル”を右に」と書かれた原稿の文字(当時は手書きだった)が殴り書き状態で「“/1ンド/レ”を右に」という感じになっていたようで、写植担当には「“インド人”を右に」としか読めなかったと言われている(下画像参考)。

▼参考画像

pixiv習字 その3


手書き原稿による写植作業という伝統的な出版・印刷手法ならではの誤植と言えるが、硬派なレースゲームに登場する筈のないインド人というこの組み合わせが当時の読者の爆笑を誘ったことは言うまでもない。

また、同じくゲーメストの伝説的な誤植である「ザンギュラのスーパーウリアッ上」「確かみてみろ!」が『ストリートファイター』シリーズに関連したものだったため、同シリーズのインド人であるダルシムがネタにされてしまっていた。


元ネタとなったスカッドレースは難易度が高く、初心者にはハードルが高いということもあって、セガのAM2研が出したゲームとしては当時はあまりヒットせず、当時の他のレーシングゲーム(デイトナUSAセガラリーチャンピオンシップリッジレーサー)に比べても知名度は低く、またアーケード用以外の家庭用機やPCなどへの移植が一切ないため、古参ゲーマー以外は「『インド人を右に』ネタは知ってるけど、「スカッドレース」というゲームは知らない」といわれがちなのが現状である。


pixivではこのタグがついた絵としては、元ネタとなった画像の改変パロ、誤植とは関係のないスカッドレース関連絵、もしくは前述のダルシムネタで使われるのが多いが、果ては文字通り「画像の右側にインド人を置いた」や「(国旗や象、カレーなど)インドをネタにした」というだけでこのタグがつけられることもある。


なお、現在は原稿の電子化やレイアウトのDTP化によりこうした「手書き文字の解読ミス」による誤植はほぼなくなったとされている。

しかしその分タイプミスや誤変換に起因する誤植が増えたレバー入れ大ピンチ


余談

  • 左カーブなのに「ハンドルを右に」切るという説明がそもそもおかしいと言う意見も散見されるが、ハンドルを左に切ったドリフト状態から体勢を立て直す「カウンターステアリング」の説明なので、右に切ること自体は正しい
  • 元ゲーメスト編集長である石井ぜんじが2015年1月に出版したコラム本「石井ぜんじを右に!」のタイトルの元ネタにまでなった。当人もしばしば「井ぜんじ」という誤植の被害に遭っていたことで知られる。
  • CHUNITHMの初期追加楽曲には、この誤植を元にしたであろう楽曲『The wheel to the right』が収録されている。曲名を訳すと「ハンドルを右に」。曲中では空耳ではなく本当に「インド人を右に」と言っている。作曲者は『Sampling Masters MEGA』こと細江慎治


関連タグ

ゲーメスト 誤植 ザンギュラのスーパーウリアッ上 確かみてみろ! 何をするだァーッ

関連記事

親記事

ゲーメスト げーめすと

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1628754

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました