概要
1996年にセガが開発・販売したレースゲーム。海外名は『SEGA SUPER GT』。翌年には新コースを追加した『スカッドレースPlus』も販売。
1994年から1996年まで開催された「BPRグローバルGT選手権」(翌年より「FIA GT選手権」に改組)のレースカーを使用し、架空のコース(実在してそうな街中や巨大な洋風の室内など様々)を走る。全4コース(Plusは更に1コース追加)、全4車種(Plusでは追加コースでのみ使用できる隠し車両が4種追加)。
当時としては最高水準のグラフィック、スピード感、評判名高いセガのサウンドチームによるBGMは、さすがセガともいうべきものであったが、肝心のゲーム内容の方はというと、ハンドルの重さや難易度の高さが災いしてヒットせず(※1)、家庭用への移植もされていないため(※2)ゲーム内容を知る者は少なく、一般的にはゲーメストの有名な誤植「インド人を右に」の元ネタとして名前だけは知ってるという場合が多い。
登場車両
ポルシェ911 GT2
ダッジバイパー GTS-R
マクラーレン・F1 GTR
タンク(Plusの隠し車種)
バス(Plusの隠し車種)
猫(Plusの隠し車種)
ロケットカー(Plusの隠し車種)
関連動画
脚注
※1:プロデューサーの名越稔洋によるとそれなりに売れたらしいが、当時はセガの店舗が沢山あったのでその分は出荷されたろうし、何より当時のセガの営業はバーチャファイターとの抱き合・・・ゲフンゲフン!
※2:ドリームキャスト開発中の試験映像としてスカッドレースのコースを表示させた動画が公開されており、ローンチタイトルとして移植の予定があった。結局、発売には至っていないが、もしドリームキャストが売れていたら何れは発売されていたかもしれない。