イヴ・セレーネ
いゔせれーね
「それにしても、あの城は随分と……頭が高いわね」
アバターは露出の少ない清楚なロングドレスに身を包んだ淑女。
見た目に違わず常識的で落ち着いた性格。
紅茶とSF小説を好んでおり、デンドロでもティアンの執筆した小説を読んでいる。
セフィロトの活動は純粋に仕事(クエスト)として捉えており、特に裏を読もうとはしない。
よく似たスタンスのカルルやマニゴルドといった常識よりのメンバーとは同僚として普通に接するが、
話がまともに通じないAR・I・CAとはお互いに蛇蝎の如く嫌いあっている。
リアル
詳細は不明だが、月面に住んでいるらしい。
宇宙から地上を射撃する長射程砲撃エンブリオを用いて、遠距離から対象に一方的な攻撃を行う戦闘スタイル。
ジョブの強化を乗せた砲撃は通常使用でも超級武具をフル稼働した飛行要塞を手一杯にさせる威力を持ち、これを分間24発発射可能。
瞬間火力・継続火力共に高く、3分で都市一つを消滅させることも可能な純広域殲滅型。
射撃可能なのは肉眼で目視できる範囲であり、視界が開けれているほどに射程距離は上昇する。そのため普段は高所に登ったり、空中を飛ぶテイムモンスターを使って観測射撃を行っている。
裏を返すと視界が塞がれていると機能せず、雨や雪などが降っていると目標より先に眼前の粒を照準して自爆してしまう。
砂漠地帯のカルディナで活動しているのもその一環である。
またジョブ・エンブリオともに火力全振りのため、まともな防御手段がなく寄られると自爆砲撃以外で反撃できないことも欠点である。
エンブリオ名 | 【落涙衛星 アルテミス】 |
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TYPE | ウェポン・フォートレス |
能力特性 | 目視照準砲撃 |
到達形態 | Ⅶ |
衛星軌道上に浮かぶマスドライバー施設のエンブリオ。
イヴが肉眼で目視した対象へ、宇宙から質量物体を地上へと送り込む。
射程距離においてエンブリオ最長を誇り、重力加速を乗せた高威力の質量砲撃を連射可能な純広域殲滅型エンブリオ。
ただし自身に対するセーフティがないので、場合によっては自身も巻き込む危険性がある。
弾となる質量物体は、イヴが持っているエンブリオの一部であるアイテムボックスに入れたものを転送している。
巨大なマスドライバー施設という点や宇宙に存在する点など一見するとリソース過大に思えるが、
射程や火力は宇宙空間と重力による環境によるもの、弾は外部コスト、自傷のセーフティ無しと、実際はリソース効率をかなり勘案したエンブリオである。
ジョブ
- 砲強化(名称不明)
【砲神】の固有スキル。
自身や自身が搭乗している機器の砲撃能力を強化する。
エンブリオ
- 《月は無慈悲な夜の女王(アルテミス)》:アクティブスキル
【アルテミス】の必殺スキル。
デンドロ内の夜にのみ使用可能で、通常の質量砲撃でなく光線による広域焼却を行う。
光線は数十発を連射し、夜が深いほど威力や範囲が上昇する。
作中で使用された時は夜に入ったばかりだったため、本来の広域殲滅というよりは特定の箇所のみを消し飛ばす精密狙撃として披露された。
必殺スキルの月は無慈悲な夜の女王とは有名なアメリカのSF小説。
アルテミスの能力も小説内のとある兵器と類似している。
作中では触れられてないが、アバター名の由来も小説の登場人物であるアダム・セレーネからと推測される。