※この記事にはWeb版最新話のネタバレが含まれます。閲覧にはご注意ください。
『あの子達を護るのは貴様らの寄越した【誓約書】(紙切れ)ではない――私達だ』
プロフィール
通り名 | 霊亀、〈黄河四霊〉 |
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本名 | 不明 |
メインジョブ | 【総司令官】(指揮官系統超級職) |
エンブリオ | 【未確認飛行要塞 ラピュータ】 |
概要
アルター王国とドライフ皇国の戦争トライ・フラッグスに合わせて、帝国第三皇子の蒼龍とその婚約者となった第二王女エリザベート・S・アルターを黄河まで護衛する任務を請け負う。
そしてカルディナの寒冷地『北端都市ウィンターオーブ』への寄港時、カルディナ議長の悪辣な罠でウィンターオーブ市長の娘を搭乗させていた事を口実に現れたカルディナの超級たちと対決する事になる。
人物
黄河帝国の着ぐるみ枠であり、特典武具でもあるトドの着ぐるみを着用している。
シュウの喋り方を見て、「着ぐるみを着用したらその動物の名前を語尾に付けるのがマナー」と勘違いしており、普段は語尾に「トド」を付ける。
性格は義理堅く、クールと熱血さを併せ持つ指揮官気質。
帝国の第一皇子銀龍とは友人であり、彼から弟とその婚約者、そして友人の娘であるエイリーンの護衛を直接頼まれ、グレイならば何事が起きようとも三人を守り切れると全幅の信頼を寄せられている。
超級でもまともな部類(というか黄河に限っても迅羽とグレイ以外の超級は癖しかない)。
迅羽からは「着ぐるみ宇宙人」と呼ばれており、リアルが訳ありらしい。
宇宙人というあだ名の由来はアバター名やエンブリオに由来するものと考えられるが、
活動報告にて「地球文化の理解が若干曲がっている」と評されたり、文化(ゲーム・遊戯)調査という目的で来たことが明かされていることから地球人ではない可能性が示唆されている。
能力
支援系超級職【総司令官】により、エンブリオである飛行要塞を強化して戦うビルド。
エンブリオの要塞には大火力砲撃を行う特典武具や迎撃用のドローンなど様々な装備を搭載しており、上空から高い火力で地上を一掃する広域殲滅型。
その火力と範囲から黄河帝国の討伐ランキング首位に輝いているが、ジョブやエンブリオの性質から分かる様に直接戦闘するタイプではない。
特典武具の砲撃も一度放つと長いクールタイムが必要など威力相応の欠点を抱えている。
そのため寄られると弱く、迎撃用ドローンに対抗できる戦力がエンブリオに乗り込んできた場合はなす術がない。
またエンブリオが巨大で目立つため、下手に動かすと周囲に睨まれるためあまり自由に動き回れないという政治的な制約も抱えている。
ジョブ
メインジョブ | 【総司令官】(指揮官系統超級職) |
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第二章時点での合計レベルは990。
【総司令官(コマンダー・イン・チーフ)】
指揮官系統超級職。グレイのメインジョブ。
自身の指揮下にある生物や物品の、ステータスや装備性能等を強化する典型的な後衛型支援職。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【未確認飛行要塞 ラピュータ】 |
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TYPE | フォートレス |
能力特性 | 引力制御&接合 |
到達形態 | Ⅶ |
グレイが持つ超級エンブリオ。
空中要塞のエンブリオで、空を飛ぶ小さな島と、それに乗った城で構成されている。
しかし島や城はスキルによる後付けに過ぎず、エンブリオ本体は島の中心に核として存在している『何か』。
銘の「未確認」の由来は、スキルで物体を纏わせる事で本体が隠れる為。
城の外観は黄河の東方様式ではなく西方様式。
理由はグレイ本人が特に外観に拘らなかった事と、建造に協力したマスター達の「天空の城なら西方だろ」という共通認識によるもの。
乗り降りはトラクタービームの様な光の柱で行う。
戦闘時には司令室から命令を出し、ラピュータ各所が戦闘状態に移行する。
特典武具やドローン施設の他にも色々搭載しているが、兵器運用のコストはラピュータ自身が賄う為、運用できる兵器の総量には制限がある。
他にも自爆機能付き。
装備・アイテム
- 円盤大隊
ラピュータに取り込んだ先々期文明のドローン製造施設で製造される3m大の円盤型ドローン兵器。
飛行能力とレーザー照射能力を持つが、稼働時間は短く先々期文明兵器としては然程の性能でもない。
しかし、量産した機体を大量に展開することで【ラピュータ】に迫る敵への迎撃兵器として十分な力を発揮する。
- 【Q極きぐるみしりーず とどぎらす】
普段から着ている【四次元海獣 トドギラス】討伐特典の着ぐるみ。現時点では能力は不明。第二章で入手した描写がある。
- 【砲殲火 フォンシィェンファ】
ラピュータ最下層から出現する空対地クラスター砲の広域殲滅型古代伝説級特典武具。
発射すると高度に応じて次々に火球が分裂し、最終的にクリムゾン・スフィア相当の火力を持つ手のひらサイズの火球数千発で地上を焼き払う。
- 【霊亀甲 スーリン・サン】
SUBMである【四霊万象 スーリン】討伐特典の超級武具。
ラピュータの甲板よりも巨大な16枚の漆黒の亀甲。
作中では自動防御形態(オート・シールド・モード)で使用しており、ジョブのバフが加わればその防御力は超級エンブリオの爆撃すら耐えることが可能。
さすがにツングースカには通用しなかったらしいが、大陸の形が変わるほどの力を持つツングースカを相手に盾自体は割れなかったことから、逆説的にその防御力がうかがえる。
スキル
ジョブ
- 《偉大なる命令(グレイト・オーダー)》:パッシブスキル
【総司令官】の奥義。
自身の命令に沿って動く生物や物品のステータスや装備性能・与ダメージ量を増加させる。
シンプルな強化バフであるが、効果対象の範囲が非常に広い。
エンブリオ
- 《カバー・ストラクチャー》:パッシブスキル
ラピュータの固有スキル。
ラピュータ本体に物体を固着させて本体を覆い隠す。
初期は雲を纏うだけだったが、第Ⅶ形態に到達した現在は鉱物や植物、建造物も固着でき、さらには固着した物体をそのままマスターの紋章に仕舞うことすらできるようになった。