概要
人生負組氏の艦隊娘において登場した電である。同シリーズでは最初に登場した艦娘であるが、実は彼女は三隻目の電であり、一隻目と二隻目の電は彼女の大破姿に興奮するあまり提督が誤って轟沈させてしまったらしい。その後提督が三隻目の彼女と出会うまでに強力な艦船が揃ってしまい、最初は「駆逐とか(戦闘力は)ゴミじゃん?」とさえ言われろくに出撃させてもらえず、その上欲情したロリコンでアブナイ提督に襲われそうになっていた。他にも長らく改装してもらえなかったりと、シリーズ最初期における扱いは実はあまり良くなかった。
島風は死ぬ、島風生存回などのタグを生み出してしまう島風の初登場回艦隊娘4から、自身をイージス電と名乗るようになる。以降、すぐ死ぬ島風を妹分に従えてさまざまな事態に直面するようになり、彼女とならんでシリーズの顔となった(もちろん直接、間接や故意・過失を問わず度々島風を死に追いやっている)。
まだマトモだった頃の長門の恋心に気付き、茶化した金剛に鉄拳制裁を加えるなどのお心遣いを見せる。
長い間改装されずにいたが、ついに艦隊娘42にて改装が施される。そこで筋肉を付けた電先輩(改)は深海棲艦を容易く屠れる強大な力を得てしまったのだった……他の電と一緒にするな。
本シリーズに登場する他の艦娘たちと同じく、何かとえげつない言動が目立つが、実はシリーズ内では比較的まともな性格であり、想像を絶する不幸に襲われながらも朗らかさを失わない扶桑の姿を目の当たりにし、彼女を「欠陥戦艦」と呼んでしまったことを悔いて涙を流したり、自身がかつて沈めた(イージス先輩とは別の)電を嘲笑した深海棲艦に対し「どんな形であれ戦没者には敬意を払え」と激怒したりと、人並み程度(ともすればそれ以上の)良心を持ち合わせていることが窺える。そのためか、提督の亡き娘が埋めたタイムカプセルの手紙を嘲笑った後(当初は、他の艦娘が書いた物だと思い込んだ)、その手紙の主が提督の娘であったことを知った際には島風をぶん殴るほど激しく取り乱し、一ヶ月くらい立ち直れなくなったことがあった。
西門寺提督、ひいては西門寺に付き従う艦娘たちがナメられることに激しく怒る部分があり、鎮守府最強の武闘派としてどんな相手であろうと戦う。実際、西門寺の後輩である犬飼提督が率いる伊58によって島風が殺されたとき、電は58のバックを取って腕を(冗談ではなく本気で)へし折りにかかっている。
イージス電先輩の技/武装
_ハープーンミサイル:最も多用されるパンチ、相手は吹き飛ぶ。
_トマホーク:キック技、深海棲艦上位種を一撃で吹き飛ばせる。(「深海娘7」にて披露)
_SPY-1レーダー:レーダーと言いつつ謎の射撃を行う技
_拳銃:艦娘携行武器?島風や愛宕を撃つことが多い武器、ヲ級を艦載機の餌にする時にもどうぞ。
余談
現代の海上自衛隊に所属している護衛艦「いなづま」は「新むらさめ型護衛艦」の5番艦で、正確にはイージス艦ではない。