概要
蛇のような顔つきをした男。普段は黒衣の格好をしている。
帝ベッサリー・キューブネルラの護衛だが物語の中では離れて行動することが多い。
アストラ・ビアンカの妻を自称する。
契約者を引き合わせようとしていた。
人物
黒衣の姿をしているのは帝国では黒衣として活動するのが最も自由度が高いため。
関節が柔らかいのが特技。
黒衣ではないが黒衣に匹敵する技術を持つ。
剣術はミズーより下だが念糸使いとしての技量はミズーよりも上。ただし精霊を扱う訓練は受けていない。
完全なもの、確かなもの、完璧な楽園を欲している。しかし当然だがそんなものは存在しないため不安に苛まれていて自分自身ですら信じられない。それゆえにアマワとの”契約”を妄信している。
その他
帝国の住宅街の死角に家を持つ。家は、ウルペンほどの地位にある人間には似つかわしくない、雑木林の中にある小さい頑丈な小屋。子供の頃から住んでいた家で両親が死んでから離れていたが8年前の帝宮の火事以降住んでいる。寝室にはアストラが眠り続けている。
アストラは先帝カリオネル・キューブネルラから下賜された。永遠の獣となったアストラに自分の理想を重ね合わせ彼女を妻にする。
何度も黒衣にまぎれて活動しているが黒衣を動かす権限を持たないはずなので帝が彼に黒衣を貸していると思われる。
高地の村に赴いた際ミズーと戦い左目を失い、その後の街での戦いで右手の指を失った。
アマワへの質問は「俺が手に入れられる確かなものがあるのか」