概要
イノベーター研究所で開発された、神谷重工製の試作型LBX。アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
近接戦闘に優れた一点もののLBXで、その出力はタイニーオービット社のウォーリアーの三倍(黒の組織エージェント談)。砂漠ジオラマでの運動機能にも優れ、高い機体性能と地の利を生かして山野バンのアキレスを追い詰めた。
さらに催眠機能が搭載されており、催眠をかけられたプレイヤーを操ることができる。イノベーターはこの機能で青島カズヤを操り、アキレスを破壊しようとした。
基本装備は曲刀「ナイルブレード」。エジプトの高いパワーも相まって、アキレスシールドを真っ二つに斬ってしまうほどの切れ味を持つ。
派生機
アヌビス
エジプトの強化量産機。催眠機能が排除されたものの、基本性能が向上した機体。汎用性を重視してか、カラーリングが都市迷彩めいたグレーのものになっている。基本装備は曲刀「ファラオブレード」
第三回世界大会アルテミスでは灰原ユウヤの僚機として登場したほか、タイニーオービット社に侵攻してきたLBX群の中にも登場。またダンボール戦機Wにおいては、他の神谷重工製LBXと共に一般の販売ルートに流通している。
シン・エジプト
クリスターイングラム社のテストプレイヤーM・ゴジョーの操る、エジプトのカスタム機。
詳細はシン・エジプト
LBXの王
ゲーム「ダンボール戦機」(無印~爆ブースト)のクエストBBS「エジプトの復讐!」では、本機の開発に携わっていた葛西という研究員が登場した。彼の話では、イノベーター崩壊以前のどこかのタイミングでエジプト系列の開発プロジェクトは上層部から凍結を言い渡されたらしい。
エジプトをLBXの王として崇めており、バン(プレイヤー)に対して自動操縦で戦闘を申し込んでくる。勝利後に、"あまりにも眩しい閃光による目くらましで誰も寄せ付けずに勝利する究極のエジプト"を見出し、それを今も開発しようとしている…
『装甲娘』では
適合者の本名は「タンゲ ミライ」(CV:高田憂希)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『エジプト/タンゲ_ミライ』を参照。
その他、関連・派生機体のLBXも装甲娘として、
がいる。詳細は適合者の個別記事参照。
余談
装甲娘 ミゼレムクライシスの事前登録者数が70万人を達成したことを記念に2020年4月30日~5月6日にYouTube、Twitterにて行われた各日16時00分頃~翌1時00分頃までのlive配信形式の『「ダンボール戦機」シリーズ一挙配信』にてエジプト系列はファン達の一部でカルト的な人気を博した。