概要
ドライクロイツに敗北したクエスターズの首魁クエスターが、最後の悪あがきとしてあけた時空の穴から出現した古代兵器を操る勢力(やや分かりにくいが、カールレウムがラスボスの時も、直接呼んだのはクエスターである)。
エトランゼは地球連邦軍が付けた名称であるため、本来の名称があるのかは不明。
クエスターは本勢力の世界を「古の宇宙」と称し、また残骸状態だった一部の機動兵器を回収してそれを修復して戦力としている。
これが世界中に転移した影響で、今作は戦いが終結すると思いきや新たな戦いが始まったところで終わることとなった。
ただし、ドライクロイツ側に悲壮感は全くなく、「来るなら来い!」「返り討ちだ!」と闘志満々といった感じでいわば「俺たちの戦いはこれからだ!」的な締めくくりとなる。
クリア後の戦線系ミッションでは主にこのエトランゼを相手にすることになり、クリア前と比べると強さが跳ね上がる。
……なのだが、本作のシステム上、自軍の主戦力の大半をレベル99(※)&フル改造にすることが容易にできてしまうので、ドライクロイツと対峙したエトランゼは、確かに強いことは強いのだが相対的に強い雑魚レベルとなってしまっているため、ことごとく返り討ちに合う羽目になってしまうのだった。
※後のアップデートでレベル上限が200に引き上げ。改造上限や上位スキルなども大幅に追加されている。
主に第3次スーパーロボット大戦Zに登場するサイデリアルや御使いの兵器を使い、さらには異世界へ通じる次元歪曲ポイント「DBD」を開き、死者まで蘇らせる能力を持つ機体「スターメンビトル」を所有するが、それ以外の詳細は不明。
ただし、スターメンビトルは図鑑の説明からエトランゼとはまた別の勢力である可能性もあり、エッジとアズが反応を示すことから神文明エーオスに関連している可能性もある。
一応、DLCの後日談ステージではこのスターメンビトルを倒し、時空を歪めていた光の柱の(一部ではあるが)封印に成功したことで、エトランゼの襲来が終息の兆しを見せるところで終わっている(逆に言えば、この光の柱がまだ残っていることがスーパーロボット大戦30の物語はまだ完結していないという証明にもなっている)。
隠し要素ではあるが本作に登場するあの男は第3次Z終了後という設定になっており、クエスターの発言も併せると、エトランゼは「Zシリーズ」の世界から現れたとされる。
ちなみにクエスターも独善的で傲慢という御使いとの共通項が多々ある。