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エルンスト・レーム

えるんすとれーむ

突撃隊参謀長。左の図では女装しているが、そんな趣味はなかった(はず)。
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概要

ナチス初期の幹部で、突撃隊(通称SA)参謀長。意志の勝利で有名な第6回全国党大会前に歴史から退場したので知名度はあまり高くはないが、幹部の中で唯一ヒトラーに対して「お前(Du)」とタメ口で呼び合える親友と言える関係だった。長いナイフの夜の時に反乱の罪を着せられて処刑される。

粛正

レームは突撃隊を国軍に昇格することを望んでいたが、ヒトラーは国防軍の地位を安堵する方針だったので、対立が生じた。
幾度か話し合いの機会が設けられたが、レームはヒトラーが国防軍の連中に脅されていると勘違いしてしまい、ヒトラーを救い出すために慎重に振る舞うことに留まった。
しかしヒンデンブルク大統領および国防軍重鎮から「突撃隊問題を処理しなければヒトラーを首相から解任する」と宣言されたヒトラーはかなり悩んだものの、ゲーリングヒムラーハイドリヒから提出されていた突撃隊粛正計画を実行する決断をし、レームは休暇中で休んでいたところをヒトラー率いる部隊によって逮捕された。

処刑

ヒトラーは突撃隊幹部の粛正を認めつつも、レームの処刑は認めておらず、いままでの功績を鑑みて許してやるつもりであった。
しかし指導者原理に服さない危険な存在だから処刑すべきという幹部の声に抗いきれず、最終的に認めてしまう。
収容所の独房に閉じ込められていたレームに自決用の拳銃が与えられたが、レームは自決せず、所長のテオドール・アイケによって銃殺される。
最期のレームの言葉は「我が指導者(マイン・フューラー)」であったと伝えられる。

因みにヒトラーはレームの死後、暫く体調不良に襲われた。

余談

レームは自他ともに認める両性愛者であったがヒトラーからは苦言を言われるだけで事実上黙認されていた。
またその愛人関係はかなり組織的なものであったらしく、自分の愛人を突撃隊の空いたポストに捻じ込んで支配力を強化しており、さらにレームの愛を裏切ろうものなら即座に制裁が加えられるというシステムが構築されていたという。

ヒトラーがレームを逮捕すべく旅館に乗り込んだ時も、愛人と気持ちよくアッー!なことをしている状況で微妙な空気が流れたという説がある。
もし史実なら、親友を裏切る覚悟で乗り込んだのにそんな光景を見せられたヒトラーはなんと思ったことやら……

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