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スペック

番号RMZ-03
所属ヘリック共和国
分類ゾウ
全長8.3m
全高4m
全幅5.1m
重量17.7t
最高速度95km/h
乗員1名
武装
  • マクサー35mmビーム×2
  • エルパミサイルポッド×2
  • 対空ミサイルランチャー×1
  • 3Dレーダー
  • 広角聴音器

概要

中央大陸戦争初期にヘリック共和国が開発したゾウ型ゾイド。

元々は当時の基準で堅牢な重装甲であったことから、陸上探査機として用いられており偵察用としても従事していたが、中央大陸戦争緒戦において大半の機体が撃墜。その後は練習用機体に転用され、新兵育成に活躍した。

後に様々なタイプが登場する「電子戦ゾイド」の始祖と言える機体。

いかにも鈍重そうな機体ながら、追加装甲とウイングを付けて「短距離飛行試験機」に改造された個体もあった。

練習用機体として運用されるあたり操縦性は良好であったと推測されるので、そういった点から改造素体として採用されたのかも知れない。

ZAC2032年~2038年には既に型落ちしたことから最前線から退いており、多くのゾイドが絶滅したZAC2056年の惑星Zi大異変の後は絶滅したのか姿が確認されなくなっている(同時代のゾイドのほとんどに言えることだが、あまりにも古い機体であるため、単に生産されなくなったという可能性もあるが)。

余談

  • ゼロファントスの名称は、エレファンタスの『メカボニカ』時代の名前である「メカファントス」と似ている。ゼロ→原点回帰という意味で捉えれば、どこか意味深なネーミングである。
  • ゾウ型ゾイドとしては極めて珍しく鼻が無い。これは初期のゾイドが動物の骨格をモチーフとしているため骨の無い鼻は省かれたのではないか、という説があるが、その割には同じく骨がないはずの耳はある。まぁどちらも無かったらゾウに見えなくなるが。

関連タグ

ヘリック共和国

ゾイドマンモスツインホーンエレファンダーゼロファントスパワーマンモス:類似したモチーフのゾイド。

ワイツウルフ:当初はゾウ型ゾイドとして企画されていた。

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