概要
クラックス・ドゥガチ率いる木星帝国軍の基地である衛星イオで投入されたニュータイプ専用モビルアーマー。パイロットは木星軍ニュータイプ兵。
エレファンテはスペイン語で「象」を意味し、その名の通り機体中央にチューブで接続された大型メガ粒子砲を装備している。本体に手足と呼べる部位は存在せず、武装は前述の大型メガ粒子砲の他、ビットとして遠隔操作が可能な小型メガ粒子砲を5門搭載してる。
更に大型な本体を防衛する意味でI・フィールドも装備されており、一種の移動要塞のような戦力を持つ。
武装
大型メガ粒子砲
機体中央にケーブルで接続されたメガ粒子砲。可動域がかなり広く、機体の後方以外ならほぼどこにでも発射可能。更に砲門は大型の鉤爪も持ち、接近する敵機を捕縛可能。
小型メガ粒子砲
機体に水平に並ぶように装備された5門のメガ粒子砲。
全てサイコミュによる遠隔操作が可能で、ビットしての遠隔操作も出来る。エレファンテは機体の構造的に真後ろや後方が死角になる為、この弱点を補う意味で搭載している。
戦歴
木星軍の重要拠点を攻めた海賊軍を迎撃すべく、イオ基地の切り札として投入。
爆発的な火力と高い防御力で海賊軍のハリダを撃破し、苦戦に追い込んでいる。
しかし、トビア・アロナクスの攻撃でI・フィールド装置を破壊され、撃破されている。
余談
『サイコミュ搭載かつ四肢を持たない非・人型兵器』の構造上、極一部のファンから「エルメスのオマージュではないか?」と見られている。