概要
声:村田知沙
「四ツ葉・大谷吉継」のメイン回である18話に登場。
吉継のペンフレンドで、直接の登場はせず、吉継への手紙を通して物語に現れた。
とある異国(明言はないが、アメリカっぽい)の《ヘブンズヒル》という場所に住む。
もともと異国(明言はないが、フィンランドらしい)で孤独と不幸に追われていた吉継が、絵本に書かれていた住所《ヘブンズヒル》の、絵本に登場する《エンジェル》にあてて手紙を送ってみたことから、二人の文通は始まった。
エンジェルは、コーヒーをこぼした拍子に、ふとなくしていたロザリオのピアスを発見したことを挙げ《不幸の中から「偶然のラッキー」を見つける》よう、吉継に説いた。それから二人は、お互いの日常に起こった小さな幸せを紹介しあうようになった。
手紙には贈り物を同封し、交友を深めた。吉継が贈ったのは四葉のクローバー、チョコレート、クローバーの栞。エンジェルが贈ったものはアボカドの種、アボカドの木の写真、日本について書かれた本である。
思いを募らせた二人は実際に会う約束をするが、とある事情からすれ違う。
話の終盤、吉継はエンジェルのいる異国へ飛ぶ。
《ヘブンズヒル》はスラム街の小さなアパートだった。
そこにはエンジェルからの手紙があり、すれ違いの真実とエンジェルの本心がつづられていた。机の写真立てには、自分の写真と吉継のくれたクローバーを一緒に挟んでいた。
エンジェルは本名だった。
- 吉継は絵本の中のエンジェル同様、金髪のロングヘアーを想像していたが、実際はショートヘアだった。
- Blu-ray&DVD9巻のパッケージに登場。左右にエンジェルと「小悪魔王・織田信長」がおり、天使と悪魔のようになっている。