曖昧さ回避
概要
中央アジアから中近東原産で、古代から農作物として栽培されてきた。低温に遇うと花芽分化が進むことから、秋撒き春採り栽培が一般的である。
サヤエンドウとして未熟の莢や種実を野菜として利用するのは軟莢種で、グリンピースなど種子を豆として利用するのは硬莢種である。若い苗や蔓の先の柔らかい茎葉も野菜として利用され、これを豆苗と呼ぶ。食用としての利用はえんどう豆に詳述する。
メンデルの法則
植物学者グレゴール・ヨハン・メンデル(1822年7月20日~1884年1月6日)は豆に皺の無い株と、皺のある株を交配させる実験を行い、遺伝に関する「優性の法則」「分離の法則」「独立の法則」を発見した。これらは「メンデルの法則」と呼ばれ、遺伝学の基礎理論となっている。