概要
蓮華草(レンゲソウ)とは、マメ科ゲンゲ属の植物の一種である。異名が大変多く、蓮華、ゲンゲ、ゲンゲバナ、ゲゲバナ、ゲンゲソウ、ノエンドウ、ホウゾウバナ、テンマリソウ、ミコシソウ、紫雲英など多数ある。
土を肥やす目的で収穫後の田んぼに植えられ、春に赤紫色の花を咲かせる春の風物詩として知られる。蜜は蜂蜜の原料の一つとしても有名。
ハスの花との違い
水生植物であるハスの花(ハス科)も「蓮華(れんか)」と呼ばれるが、ハスとレンゲソウは全く近縁ではない上、見た目も生態も全く違う植物である。「蓮のような草」「蓮のような花」なので蓮華草という名前が付いたという。サクラソウや芝桜の名前の由来のようなものである。