概要
オポシティオ戦士の1人である金髪のロングヘアが特徴的な少女。
同じオポシティオ戦士の1人であるナブの友人で、5人の中では最も子供っぽい………というより、彼女と対になる内部太陽系戦士の1人である愛野美奈子のおバカな部分をクローズアップした様な性格(いわゆるアホの子)をしている。
本人はあくまでもヘル・デスティニーの指導者であるアプスーに選ばれたと言い張っているが、実際にはアプスーに見いだされたナブの後を追いかけている内に巻き込まれて連れ攫われて本人の知らぬ間にオポティシオ戦士のメンバーになっていたというのが真相である(ちなみに当のアプスー本人も「何だこいつは?」と当初は困惑していたが、その直後に「まあいいか」と呟き、イシュタルの事をオマケ程度にしか考えていない事を窺わせる)。
そんなこんなで彼女はアプスーから思想や力を見込まれて勧誘を受けた訳でもなければ、セーラー戦士や“幻の銀水晶”に対して難の因縁も持っていない唯一のオポシティオ戦士であったりする。
その為なのか、身体能力的にはメンバー中最弱となっており、それを補う為なのか、第2章「石をさがして セーラーヴィーナスの章」で初めてヴィーナスと対峙した際は自身専属の部下を引き連れて登場しており、その事かも彼女が他のメンバーとは異質な存在であることが窺える。
と、ここまで見る限り彼女の扱いが散々の様に見えるが、潜在能力は他のメンバーと比べても遜色がない程の高く、中でも彼女の必殺技の1つである相手のHPの半分を奪う固定ダメージの「ダルク・ビュート」は厄介極まりなく、更にこれに加えてもう一つの必殺技「ヘルズ・シャワー」の威力は凄まじく、以外にもその戦闘能力は高い。
本拠地である暗黒の城での最終決戦に置いてセーラー戦士に敗れた後、“幻の銀水晶”の力により歪められた運命を修正された事でアプスーの呪縛から解放されるとセーラー戦士と和解。アプスーとの戦いの終結後、無事に自分体の元へと帰って来たシンを他のメンバーと共に暖かく迎え入れた。
余談
名前の由来はバビロニア神話に登場する愛と美の女神イシュタル。
関連項目
オポシティオ戦士 ヘル・デスティニー オポシティオ・ナブ セーラーヴィーナス セーラームーンの敵キャラ 美少女戦士セーラームーン