概要
オポシティオ戦士の1人である薄い栗色の髪の毛とポニーテールが特徴的な少女。
同じオポティシオ戦士の1人気が強い性格をしているが、彼女ほどではない。
必殺技は『ヘルズ・サンダー』、『ダーク・サンダー』。
“幻の銀水晶”の持つ強大過ぎる力が原因でクリスタル・トーキョーの住人がブラック・ムーン一族に襲撃された事を含めて様々な争いの招いた元凶という負の側面を顧みずに信じ切っているという姿勢に違和感を抱いていた所をアプスーに見出され、彼女の誘いを受けてオポシティオ戦士の一員になった。
そういう意味では、何も考えずに周りの状況に流されず今までの現実を見つめ直して、今の状況に疑問を持ったというデストピア系統の物語の主人公的な一面を持っているともいえるかもしれない。
何方かというと搦め手も織り交ぜて来たネルガルと違い、純粋な力でもって正面から相手を叩き伏せるパワーファイターの戦士であり、野心家であるらしく、(劇中ではあからさまな描写は無かったものの)密かにオポシティオ戦士のリーダーであるアンシャルに変わって自身がオポシティオ戦士のリーダーになろうという野望を抱いているらしい。
その為なのか同じような性格のネルガルと違って自分たちのリーダー格であり、アンシャルの姉でもあるシンに対しても強い態度で接しているが、意外と間抜けな一面を持っている為、その事を知ったジュピターからは呆れられていた。
本拠地である暗黒の城での最終決戦でセーラー戦士に敗れた後、“幻の銀水晶”の力により歪められた運命を修正された事でアプスーの呪縛から解放されセーラー戦士と和解。
アプスーとの戦いの終結後、無事に自分体の元へと帰って来たシンを他のメンバーと共に暖かく迎え入れた。