概要
「真・転醒編」より登場したXレアのカード群。
タロットカードの大アルカナをモチーフとし、カード名は「オラクル二十一柱○○(○には対応するナンバーが入る)」で統一され、テキスト欄は12宮Xレアの様に元ネタとなるタロットのナンバーローマ数字が刻まれている(数字はウェイト版に準拠)。
系統(種族)も真・転醒編で登場したカードは来是&占征で統一。次シリーズの契約編で登場したカードは、各色毎に応じた契約編の新規系統を持っている。
「愚者」も含まれているが「二十一柱」となっている。
殆どのオラクルは、属する色とは別の色を支援したり、【連鎖】効果を持つ。
フレーバーテキストは、元ネタのタロットの「正位置」の内容が書かれている。
一覧
各オラクルには対応した「オーバー」と名の付くマジックが存在し、組み合わせる事で更なる力を発揮する。
オーバーマジックのイラストは元ネタの構図となっている。
- オラクル二十一柱 0 ザ・フール
六色のオラクルスピリット。ロロとそっくりだが関連性は不明。
対応するオーバーマジックはオラクル0 オーバーフール。
- オラクル二十一柱 I ザ・マジシャン
赤のオラクルスピリット。コストやテキストに兎に角1が多いドラゴン。
対応するオーバーマジックはオラクルI オーバーマジシャン。
- オラクル二十一柱 II ザ・ハイプリエステス
白のオラクルスピリット。女性的な丸みを帯びた風貌のロボット。
対応するオーバーマジックはオラクルII オーバーハイプリエステス。
- オラクル二十一柱 III ジ・エンプレス
黄のオラクルスピリット。ヴィーナいわく「偉そ……きれいな女の人」。
対応するオーバーマジックはオラクルIII オーバーエンプレス。
- オラクル二十一柱 IV ジ・エンペラー
赤のオラクルスピリット。剣を携え類を見ない連続攻撃効果を持つ。宇宙頂天龍メギド・ゾーラの封印に協力する。
対応するオーバーマジックはオラクルIV オーバーエンペラー。
- オラクル二十一柱 V ザ・ハイエロファント
緑のオラクルスピリット。筋肉大好き獣人教皇。
対応するオーバーマジックはオラクル V オーバーハイエロファント。
- オラクル二十一柱 VII ザ・チャリオット
白のオラクルスピリット。前進する意志をもつ者に力を貸すロボ。
対応するオーバーマジックはオラクル VII オーバーチャリオット。
- オラクル二十一柱 VIII ザ・ストレングス
青のオラクルスピリット。メギド・ゾーラ封印の要の一体で、元ネタに描かれていた動物を鎧として纏っている青肌の美女。
対応するオーバーマジックはオラクルVIII オーバーストレングス。
- オラクル二十一柱 IX ザ・ハーミット
紫のオラクルスピリット。クロノスに幽閉されていた。どことなく“山の翁”ぽい。
対応するオーバーマジックはオラクル IX オーバーハーミット。
- オラクル二十一柱 X ザ・ホイール・オブ・フォーチュン
六色のオラクルスピリット。光導と密接に関わる存在。
対応するオーバーマジックはオラクル X オーバーホイール・オブ・フォーチュン。
- オラクル二十一柱 XI ザ・ジャスティス
緑のオラクルスピリット。メギド・ゾーラ封印の要。恐らく女性。ハナカマキリがモチーフと思われる。
対応するオーバーマジックはオラクルXI オーバージャスティス。
- オラクル二十一柱 XII ザ・ハングドマン
青のオラクルスピリット。専用効果「縛鎖」を持ち、とにかく相手を縛るシュモクザメ。
対応するオーバーマジックはオラクルXII オーバーハングドマン。
- オラクル二十一柱 XIII ザ・デス
紫のオラクルスピリット。強烈なコア除去が可能。
対応するオーバーマジックはオラクルXIII オーバーデス。
- オラクル二十一柱 XIV ザ・テンパランス
緑のオラクルスピリット。緑色の翼とビームサーベルを持つ鳥人型のスピリット。
対応するオーバーマジックはオラクルXIV オーバーテンパランス。
- オラクル二十一柱 XV ザ・デビル
紫のオラクルスピリット。全身真っ赤な体色をした悪魔然とした雰囲気。
対応するオーバーマジックはオラクルXV オーバーデビル。
- オラクル二十一柱 XVI ザ・タワー
青のオラクルスピリット。クロノスの手に落ちていたゴーレム。体の柄が深淵の巨剣アビス・アポカリプスっぽい。
対応するオーバーマジックはオラクル XVI オーバータワー。
- オラクル二十一柱 XVII ザ・スター
白のオラクルスピリット。オラクルの中でも特に独特な動きをするのが特徴。とにかくライフ絶対守るマン。
対応するオーバーマジックはオラクルXVII オーバースター。
- オラクル二十一柱 XVIII ザ・ムーン
黄のオラクルスピリット。トリックスターのそっくりさん、というかどう見ても本人。
対応するオーバーマジックはオラクルXVIII オーバームーン。
- オラクル二十一柱 XIX ザ・サン
赤のオラクルスピリット。光龍騎神サジット・アポロドラゴンを彷彿とさせるケンタウルス型ドラゴン。連鎖持ちでシンボルを揃えると脳筋の化け物になる。
対応するオーバーマジックはオラクル XIX オーバーサン。
- オラクル二十一柱 XX ザ・ジャッジメント
メイン画像の六色オラクルスピリット。系統「審判」を持ち、対象の相棒スピリットがいれば全軽減で召喚できる。
対応するオーバーマジックはオラクルXX オーバージャッジメント。
- オラクル二十一柱 XXI ザ・ワールド
六色のオラクルスピリット。アニメでも活躍した転醒スピリット。
対応するオーバーマジックはオラクルXXI オーバーワールド。
背景世界
世界から独立した力とされる存在。
自我を有しているものの、単純な力そのものとして扱われる場合もあり、取引で勢力間で交換される場面もある。
エンペラーは「王の証を示す」事で、エンプレスは頓知の様な問いかけに答える事で協力する等、基本中立で協力的な存在。
オラクルスピリットを信仰の対象とする「オラクル教」も登場しており、その教皇本人はザ・ハイエロファント本人。ただし教義は筋肉推し。
その力は創界神でも制御に苦労するらしく、通常時の「正位置」とは別に「逆位置」の力も有しているらしい。
真・転醒編から登場した12宮スピリットは、このオラクルの力を受けて変化した姿を見せており、何らかの関係性が示唆されている。
契約編では、舞台となる世界『レクリス』を六体のオラクル達が創造しており、彼らに認められるかその力を借り受ける事で、契約スピリット達は更なる煌臨を果たしている。
実はレクリス崩壊を目論む黒幕が七体目のオラクル、ザ・ジャッジメントであり、創界神よりも上位の存在である事が判明している。