概要
猿やヒトに類似した体型で、全高170〜175センチほど、白い肌と長い体毛を有する。
性質は温和で知的とされ、「無言の物々交換」と呼ばれる行動で現地民との交流がある。これは、川の近くに飯を入れた椀を置いておくと、夜間オンバスが来て飯と蜂蜜を交換するというもの。
現地では人間として扱われるというが、言語は持たず、同族との交信には木を叩いて発する音を用いるとのこと。
これと言った目撃談は知られていないが、1984年夏にマダガスカルを訪れたフランス人フランソワ=グザヴィエ・ペルティエが、森の中でオンバスの交信音を聞いたという話がある。
正体
以下は、動物学者やオカルト研究家が提示した説の例。
メガラダピス説
約2000年前に滅んだメガラダピスを正体に挙げる説。マダガスカルの大型猿類でサイズも近いものの、キツネザルの仲間なので外見は人的ではないし、非常に高い知能があったかまでは不明。
猿人説
アウストラロピテクスに近縁な、より大型の種が生き残っているという説。絶滅したと考えられる時代と現代には、約200万年の差がある。
人間説
17世紀に滅んだとされる先住民ヴァジンバ族を正体に挙げる説。
関連タグ
ビッグフット:類人猿UMAの代表選手。他にもオーストラリアのヨーウィやアネリカのグラスマン等ヒト型(≒類人猿)のUMAは多い。
ギガントピテクス:実在する生物だが100万年前に絶望。オランウータンに近縁(ショウジョウ科)だが現代のオランウータンやゴリラよりもはるかに大柄で、3mもあったという。
一部の類人猿UMAはコイツの生き残りではないかという説もあるが、アジアに生息していたのでアフリカに属すマダガスカルにはいなかった。